王 鐸(おう たく、1592年 - 1652年)は、明末清初の書家。字は、また覚之、・十樵・石樵・癡庵・煙潭漁叟などと号し、官は礼部尚書に至った。河南府孟津県の人。

項 元汴(こう げんべん、嘉靖4年(1525年) - 万暦18年(1590年))は、中国明代後期の書画収蔵家として知られる。字は子京。号は墨林・墨林山人・香巌居士・退密斎主人・恵泉山樵、室号を天籟閣とした。本貫は嘉興府秀水県。

顧 正誼(こ せいぎ、生没年不詳)は、明代後期に活躍した画家。字は仲方、亭林と号した。松江府華亭県の出身。董其昌の画の師として知られる。

徐 渭(じょ い、Xu Wei、正徳16年2月4日(1521年3月12日) - 万暦21年(1593年))は、中国明代の文人。書・画・詩・詞・戯曲・散文など多様なジャンルで天才性を発揮。その作風は後世に大きな影響を与えた。

曽 鯨(そ げい、Zheng Jing、嘉靖43年(1564年) - 順治4年(1647年))は、明代後期の画家。字は波臣。興化府莆田県の出身。人生の大半を金陵一帯(南京)で暮らす。

陳 継儒(ちん けいじゅ、嘉靖37年(1558年) - 崇禎12年(1639年))は、中国明代末期の書家・画家。字は仲醇、号は眉公・麋公。董其昌の親友として知られる。

丁 雲鵬(てい うんぽう、嘉靖26年(1547年) - 崇禎元年(1628年))は、中国明代末期に活躍した画人である。白描画に精通し、人物画に優れた。また多くの木版画を制作しその発展に貢献した。字は南羽、号は聖華居士。徽州府休寧県の人。

唐 寅(とう いん、、成化6年2月4日(1470年3月6日) - 嘉靖2年12月2日(1524年1月7日))は、中国明代に活躍した文人である。書画に巧みで祝允明・文徴明・徐禎卿と並んで呉中四才子と呼ばれた。字は伯虎、仏教に心を寄せたことから六如と号した。

董 其昌(とう きしょう、嘉靖34年1月19日(1555年2月10日) - 崇禎9年9月28日(1636年10月26日))は、中国明代末期に活躍した文人であり、特に書画に優れた業績を残した。清朝の康熙帝が董其昌の書を敬慕したことは有名である。その影響で清朝において正統の書とされた。

莫 是龍(ばく しりゅう、1539年 - 1587年)は、明代に活躍した書家・文人画家である。董其昌に画法を伝えたことで知られ、よき先輩として董其昌とともに革新的芸術運動のリーダー格として活躍した。はじめ字を雲卿としたが後に廷韓に改めている。号は秋水または後明といった。

文 徴明(ぶん ちょうめい、成化6年11月6日(1470年11月28日) - 嘉靖38年2月20日(1559年3月28日))は、中国明代中期に活躍した文人である。

文 嘉(ぶん か、1501年 - 1583年)は、中国明代の書家・画家・文人である。明代四大家のひとりである文徴明の次男であり、文彭は兄にあたる。字は休承、号は文水。蘇州府長洲県の人。諸生のときに烏程県の教員をして、後に学正(文官)となる。

独立 性易(どくりゅう しょうえき、万暦24年2月19日(1596年3月17日) - 寛文12年11月6日(1672年12月24日))は、中国明末に生まれ、清初に日本に渡来した臨済宗黄檗派の禅僧である。医術に長け、日本に書法や水墨画・篆刻を伝えた。