易 熹(えき き)は、清末民初の詩文・書画・篆刻・音楽などに長けた多芸多才の文人である。最初、名を廷熹、字を季復、号を魏斎としていたが、後に名を孺、字を大厂(だいがん)、号を韋斎とした。その他に別号が多く、侍公・屯老・念翁・不玄などがある。

王 一亭(おう いってい)は、清末民初に活躍した実業家・書画家・銀行家・政治家である。上海を中心に活動した実業家・銀行家として著名である一方、中国同盟会にも参加した革命派の人物である。また、画家としても優れた業績を残し、仏教徒としての活動も顕著であった。

翁 同龢(おう どうわ、Weng Tonghe、1830年 - 1904年)は、清末の政治家・書家。翁同和とも書く。字は叔平、号は松禅。晩年は瓶庵居士と号した。江蘇省蘇州府常熟県の出身。翁心存の三男で翁同書・翁同爵の弟。

呉 昌碩(ご しょうせき 、1844年9月12日 - 1927年11月29日)は、中国清朝末期から近代にかけて活躍した画家・書家・篆刻家。清代最後の文人といわれ、詩・書・画・篆刻ともに精通し、「四絶」と称賛され、中国近代でもっとも優れた芸術家と評価が高い。

于 右任(う ゆうじん)は清末民初の政治家・軍人・書家・文化人・教育家・ジャーナリスト。中国同盟会以来の古参の革命派で、国民政府の監察院院長として知られる。名は伯循だが、一般には字の右任を用いて呼ばれる。

愛新覚羅 毓嶦(あいしんかくら いくせん、1923年11月28日 - 2016年7月8日)は、中華人民共和国の書家。恭親王溥偉の七男。字は君固。ラスト・プリンスとして有名である。

愛新覚羅 溥傑(あいしんかくら ふけつ、アイシンギョロ・プギェ、　転写：aisin-gioro pu-giye、1907年4月16日 - 1994年2月28日)は、清・満洲国の皇帝である愛新覚羅溥儀の同母弟。清朝における地位は醇親王継嗣、満洲国軍人としての階級は陸軍中校(中佐に相当)。

弘一(こういつ、1880年10月23日 - 1942年10月13日)は、中華民国の詩人、禅僧、音楽教育者、芸術教育者。本名は李叔同。又名は李息霜、李岸、李良、譜名は文涛、幼名は成蹊、学名は広侯、字は息霜、別号は漱筒。法名は演音、号は弘一と晩晴老人。

劉 炳森(りゅう へいしん 、1937年8月17日 - 2005年2月15日)は中華人民共和国の書家、政治家。

凌 文淵(りょう ぶんえん)は清末、中華民国の政治家・書家・画家・経済学者。北京政府の要人。名は庠だが、字の文淵で知られる。号は直支、植支。

愛新覚羅 啓驤(あいしんかくら けいじょう、1935年 - )は、中華人民共和国の書家。字は滕伯。北平市(現：北京市)出身、北京建築工程学院、北京城市建設学院卒業。中国書法家協会会員、北京文史研究館館員、北京市対外友好協会理事。

任 法融(じん ほうゆう、1936年6月 - 2021年5月26日)は、中華人民共和国の道士、能書家、政治家。もとの名は任志剛。甘粛省天水県出身。元中国道教協会会長、陝西省道教協会会長、世界宗教和平会主席、中国宗教界和平委員会副主席、国家民族事務委員会副主任、中国道教学院院長、道観監院。

唐石霞(とうせきか、光緒30年(1904年) - 1993年)は、清の皇族愛新覚羅溥傑の前妻、中華民国・香港の画家。満州鑲紅旗出身。伯母は共に光緒帝の側妃である瑾妃(温靖皇貴妃)と珍妃(恪順皇貴妃)。