謝 安(しゃ あん、大興3年(320年)- 太元10年8月22日(385年10月12日))は、東晋の貴族政治家。字は安石。本貫は陳郡陽夏県。桓温の簒奪阻止や淝水の戦いの戦勝など、東晋の危機を幾度となく救った。謝裒の三男。兄は謝奕・謝拠。弟は謝万・謝石・謝鉄。従兄は謝尚。

釈 道安(しゃく どうあん)は、五胡十六国時代の僧であり、中国仏教の基礎を築いた。

劉 眷(りゅう けん、拼音：Liú Juàn、生年不詳 - 385年没)は、中国五胡十六国時代の匈奴独孤部の大人(たいじん：部族長)および代国の北部大人。劉路孤の子で、劉庫仁の弟であり、北魏の初代皇帝道武帝の皇后宣穆皇后の父である。

苻 詵(ふ しん、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の皇族。第3代君主苻堅の末子であり、母は張夫人。

苻 洛(ふ らく、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の皇族。略陽郡臨渭県(現在の甘粛省天水市秦安県の東南)の出身。初代皇帝の苻健の甥(長兄の子)にあたる。兄に苻黄眉・苻菁・苻重ら。子に苻朗がいる。

苻 堅(ふ けん)は、五胡十六国時代の前秦の第3代皇帝。氐族である苻堅は、宰相の王猛を重用して前燕や前涼等を滅ぼし、五胡十六国時代において唯一の例である華北統一に成功した上に東晋の益州を征服して前秦の最盛期を築いた。

翟 真(てき しん、拼音：Dí Zhēn、? - 385年)は、五胡十六国時代の丁零族の首長で、翟斌の兄の子。この丁零勢力は388年に翟遼が建国した翟魏の前身である。前秦や後燕と敵対した。

翟 成(てき せい、拼音：Dí Chéng 、? - 385年)は、五胡十六国時代の丁零族の首長で、翟真の従弟。この丁零勢力は388年に翟遼が建国した翟魏の前身である。

枕流王(ちんりゅうおう、生年不詳 - 385年)は、百済の第15代の王(在位:384年 - 385年)であり、先代の近仇首王の嫡子。母は阿尓夫人。384年4月に先王が死去し、王位についた。『日本書紀』では枕流(とむる)と読まれた。諱・諡は伝わっていない。子に阿莘王。

苻 暉(ふ き、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の皇族。第3代君主苻堅の子である。兄に第4代君主苻丕、皇太子苻宏がおり、弟に広平公苻熙・鉅鹿公苻叡・河間公苻琳・中山公苻詵がいる。

張夫人(ちょうふじん、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の第3代君主苻堅の寵妃である。

苟 輔(こう ほ、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の人物。南安郡の出身。

索 泮(さく はん、? - 385年)は、五胡十六国時代前涼・前秦の人物。字は徳林。敦煌郡の出身。弟に索菱がいる。

梁 熙(りょう き、? - 385年)は、五胡十六国時代前秦の人物。小字は白瓜。

余 巌(餘巌、よ がん、生年不詳 - 385年)は、五胡十六国時代の後燕の人物。夫余の出身。