ミレトスのイシドロス(, 生没年不明)は、東ローマ帝国の数学者および建築家。トラレスのアンテミオスとともにハギア・ソフィア大聖堂の建築家として知られる。はじめ幾何学を専門とする数学者であったが、のちに建築を専門とした。ハギア・ソフィア大聖堂のドームを再建した小イシドロスの叔父である。

エルサレムのソフロニオス(, , , 560年 - 638年)は、ダマスカス出身の7世紀のキリスト教神学者、修道士。エルサレム総主教(在位：634年 - 638年)を務め、地中海世界におけるキリスト教の没落とイスラームの興隆を目の当たりにした人物である。正教会では聖人とされる。

トラレスのアンテミオス(, 474年 - 534年)は、東ローマ帝国の数学者および建築家。ハギア・ソフィア大聖堂の建築家として知られるが、建築家というよりはむしろ幾何学を専門とする数学者・理論家で、確実に彼が設計したとされるのはハギア・ソフィア大聖堂のみである。

トリボニアヌス(Tribonianus、? - 543年)は、東ローマ帝国の法学者。パンフィリアの出身で、弁護士を皮切りにユスティニアヌス帝のもとで枢機の行政諸官職を歴任した。

ナルセス(、478年 - 573年)は、東ローマ帝国の政治家、宦官。ユスティニアヌス1世に仕え、東ゴート王国を征服した。

ヨハネス・ピロポノス (またはフィロポノス、、490年頃 - 570年頃) は、東ローマ帝国期のアレクサンドリア出身のキリスト教徒でアリストテレス哲学の注釈者。「文法家ヨハネス」あるいは「アレクサンドリアのヨハネス」としても知られる。膨大な量の哲学的論文や神学的作品を書いた。

ベリサリウスのモザイク画フラウィウス・ベリサリウス(ラテン語：、500年/505年 - 565年)は、東ローマ帝国の将軍。その用兵の才のため、歴史家エドワード・ギボンは彼を「大スキピオの再来」と評した。

アンモニオス・ヘルメイウ (, , 440年頃 - 520年頃)は東ローマ帝国初期のネオプラトニズム哲学者。哲学者夫婦のとアイデシアの息子。アテナイでプロクロスに学んだ後、生涯の大部分をアレクサンドリアで教鞭をとって過ごし、プラトン、アリストテレス、その他の哲学者の著書の注釈書を著した。

マルケリヌス・コムス (Marcellinus Comes、生年不詳 - 534年)は、東ローマ帝国のラテン人年代記者。 イリュリアで生まれ、 コンスタンティノープルの裁判所で長く働いた。

コスマス・インディコプレウステース(, , 生没年不詳)は、6世紀のエジプト(当時ビザンツ帝国領)で活躍した修道士・地理学者。なお、「インディコプレウステース」とは、かつて彼がインド洋貿易で活躍した商人であった事から付けられた通称で、「インド航海者」という意味である。

アガペトゥス1世(Agapetus I, ? - 536年4月22日)は、ローマ教皇(在位：535年 - 536年)。カトリック教会で聖人とされる。Category:教皇Category:6世紀イタリアの著作家

ウィギリウス(Vigilius, ? - 555年6月7日)は、第59代ローマ教皇(在位：537年 - 555年)。Category:教皇Category:6世紀イタリアの著作家Category:6世紀の教皇Category:東ゴート王国

グレゴリウス1世(Gregorius I, 540年? - 604年3月12日)は、ローマ教皇(在位：590年9月3日 - 604年3月12日)。問答者グレゴリウス(Dialogos Gregorios)、大聖グレゴリウスとも呼ばれる。

ベネディクトゥス1世(Benedictus I, ? - 579年7月30日)は、第62代ローマ教皇(在位：575年6月2日 - 579年7月30日)。ベネディクトゥス1世はボニファティウスという名前の人物の子供に生まれたため、ギリシャではボノスス(Bonosus)と呼ばれた。

ペラギウス1世(Pelagius I, ? - 561年3月4日)は、第60代ローマ教皇(在位：556年 - 561年)。Category:教皇Category:6世紀の教皇Category:東ゴート王国

ペラギウス2世(Pelagius II, 520年? - 590年2月7日)は、第63代ローマ教皇(在位：579年 - 590年)。Category:教皇Category:6世紀の教皇Category:東ゴート王国

ヨハネス3世(Ioannes III、? - 574年7月13日)は、ローマ教皇(在位：561年 - 574年)。Category:教皇Category:6世紀の教皇Category:東ゴート王国Category:6世紀東ローマ帝国の人物

アナスタシウス1世(Anastasius I, 431年 - 518年7月9日)は、東ローマ帝国の皇帝(在位：491年 - 518年)。左右の瞳の色が異なることからディコルス(Dicorus)と渾名された。

フォカス(Phokas, 547年? - 610年10月5日)は、東ローマ帝国の皇帝(在位：602年11月23日 - 610年)。

ユスティニアヌス1世(, 482年もしくは483年5月11日 - 565年11月14日)は、東ローマ帝国ユスティニアヌス王朝の第2代皇帝(在位：527年 - 565年)。正式名は、フラウィウス・ペトルス・サッバティウス・ユスティニアヌス()。