ガル・ティンリンツェンジュ(、生年不明 - 699年)は、古代チベット帝国(吐蕃)の政治家、軍人。ツェンポ(王)のティ・ドゥーソンを補佐し政治を取り仕切った。漢文史料は、、などを名前に付けた。ガル・トンツェンユルスンの次男で、の弟。

坂上 老(さかのうえ の おきな)は、飛鳥時代の人物。姓は直のち忌寸。大義冠・坂上首名の子で、子に大国がいる。冠位は贈直広壱。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)の側につき、大伴吹負から皇子への連絡の使者になった。

大江皇女(おおえのひめみこ)は、天智天皇の皇女、母は忍海造色夫古娘。同母弟妹に川島皇子と泉皇女がいる。天武天皇の妃。

新田部皇女(にいたべのひめみこ)は、天智天皇の皇女。母は橘娘(父：阿倍内麻呂)。同母の姉に明日香皇女。699年に死亡した時、葬儀には皇族・臣下および百官の人々が参列するようにと勅があった。

乞乞仲象(きつきつ ちゅうしょう、生年不詳 - 699年)は渤海を建国した大祚栄の父。『新唐書』に粟末靺鞨の出身で、粟末靺鞨の酋長乞四比羽と共に営州都督のへの反旗を翻した記載がある。

弓削皇子(ゆげのみこ)は、天武天皇の第九皇子(第六皇子とも)。冠位は浄広弐。

生偕(せんへ、633年 - 699年)は、高句麗の将軍。靺鞨族の出身。661年5月、率いる高句麗軍と生偕率いる靺鞨の連合軍が新羅のを20日間に渡り包囲・攻撃したが、北漢山城の城主である冬陀川の決死の防御を突破することができず、撤退した。