金 喬覚(きん きょうかく、696年 - 794年)は、唐代に活動したとされる伝説的な僧。新羅の王子で、中国における地蔵菩薩の聖地・九華山(安徽省青陽県)では地蔵菩薩の化身として崇敬されている。

元暁(がんぎょう、或いはげんぎょう、ハングル表記 원효、本名:薛思、 諡号:和諍国師、617年 - 686年)は新羅の華厳宗の僧侶である。新羅浄土教の先駆者。俗姓は薛、名前は誓幢、新幢である。

慧灌(えかん、生没年不詳)は、飛鳥時代に高句麗王が日本の朝廷に貢上し、来日した僧。日本の三論宗の祖。

恵慈(えじ、? - 推古天皇31年2月22日(623年3月31日))は、飛鳥時代に高句麗から渡来した僧。慧慈とも。

観勒(かんろく、生没年不詳)は、7世紀初頭の百済出身の僧侶。602年に日本(当時はおそらく倭国)へ来航する。三論宗の法匠であり、成実宗にも通じていたという。

智鳳(ちほう、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて日本で活動した新羅の僧。703年(大宝3年)に智鸞・智雄などとともに入唐し、慈恩大師基(或いは窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。

智雄(ちゆう、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。703年(大宝3年)智鳳・智鸞らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

智鸞(ちらん、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。新羅の人ともいわれる。703年(大宝3年)智鳳・智雄らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

曇徴(どんちょう、生没年不詳)は、610年3月に高句麗の嬰陽王が法定とともに日本の朝廷に貢上し、来日した僧である。

円測(えんじき、圓測、、613年 - 696年)は、新羅出身の法相宗学僧。新羅王の孫とも伝えられる。唐に入り法常・僧弁に唯識を学び、645年の玄奘帰唐後はその門下として経典の翻訳・注釈に従事し、長安西明寺に住した。そのため西明円測と称され、彼の門下は西明寺派と呼ばれた。

憬興(きょうごう、生没年不明)は、新羅の人で法相宗の僧である。7世紀後半の人だとされるが、詳細は不明。

義湘(ぎしょう、ウィサン、、625年 - 702年)は、新羅の僧で、新羅における華厳宗の祖。海東華厳宗の祖ともいわれる。

王 仲文(おう ちゅうぶん/ちゅうもん)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての官人・陰陽師。名は中文とも記される。初めは僧侶で法名は東楼。官位は従五位下・天文博士。

高 金蔵(こう きんぞう、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての官人・陰陽家。初めは僧侶で法名は信成。官位は従五位下・陰陽師。

道顕(どうけん、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧侶。高句麗からの渡来人。

法蔵(ほうぞう、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧侶。百済からの渡来人。

行心(ぎょうしん／こうじん、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧。新羅からの渡来人。

隆観(りゅうかん、生没年不詳)は、飛鳥時代の僧。新羅からの渡来人。のちに還俗して金 財(金 宅良、こん の たから)と名乗る。

道琛(どうちん、生年不詳 - 661年)は、百済滅亡直後の百済復興運動に蹶起した僧。

円光(えんこう、ウォンカン、、566年 - 649年)は、6世紀末から7世紀前半にかけて活躍した朝鮮三国時代の新羅の僧。俗姓は朴氏。