阿倍 仲麻呂(あべ の なかまろ、文武天皇2年〈698年〉 - 宝亀元年〈770年〉1月)は、奈良時代の遣唐留学生。姓は朝臣。筑紫大宰帥・阿倍比羅夫の孫。中務大輔・阿倍船守の長男。弟に阿倍帯麻呂がいる。唐名を「朝衡/晁衡」(ちょうこう)とする。

空海(くうかい、774年〈宝亀5年〉- 835年4月22日〈承和2年3月21日〉)は、平安時代初期の僧。諡号は弘法大師(こうぼうだいし)。真言宗の開祖。俗名は佐伯 眞魚(さえき の まお)。

石上 宅嗣(いそのかみ の やかつぐ)は、奈良時代後期の公卿・文人。姓は石上朝臣、のち物部朝臣、石上大朝臣。左大臣・石上麻呂の孫。中納言・石上乙麻呂の子。官位は正三位・大納言、贈正二位。

道慈(どうじ、生年不詳 - 天平16年10月2日(744年11月10日))は、奈良時代の三論宗の僧。俗姓は額田氏。大和国添下郡の出身。

伊余部 馬養(いよべ の うまかい)は、飛鳥時代の貴族・漢詩人。氏は伊与部・伊豫部、名は馬飼とも書く。姓は連。位階は従五位下。伝承的な童話『浦島太郎』の作者とされる。

橘 清友(たちばな の きよとも)は、奈良時代後期の貴族・歌人。名は浄友とも書く。参議・橘奈良麻呂の子。仁明天皇の外祖父。官位は正五位上・内舎人、贈正一位・太政大臣。

朝野 鹿取(あさの の かとり)は、平安時代初期の公卿。氏姓は忍海原連のち朝野宿禰、朝野朝臣。正六位上・忍海原鷹取の子。

小野 永見(おの の ながみ)は、平安時代初期の貴族・漢詩人。官位は従五位下・征夷副将軍。小野小町の高祖父。

大津 首(おおつ の おびと)は、奈良時代の貴族・陰陽師・漢詩人。名は意毘登とも記される。僧名は義法。姓は連。位階は従五位上。

角 兄麻呂(ろく の えまろ／つぬ の えまろ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。氏姓は觮または角・都能(無姓)のち羽林連。天智朝の官人である小山上・角福牟の後裔か。官位は従五位下・丹後守。

刀利 宣令(とり の せんりょう/みのり/のぶよし、生没年不詳)は、奈良時代の官人・学者。氏は土理・刀理・刀とも記す。姓はなし。官位は正六位上・伊予掾。

刀利 康嗣(とり の やすつぐ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族・儒学者。姓はなし。伊予掾・刀利宣令の近親か。官位は従五位下・大学博士。

下毛野 虫麻呂(しもつけの の むしまろ、生没年不詳)は、奈良時代前紀の貴族・文人。姓は朝臣。参議・下毛野古麻呂の近親か。官位は従五位上・式部員外少輔。