悟空(ごくう、731年 - 812年)は、中国唐代の仏教の僧侶。後の通俗小説『西遊記』の主要登場人物・孫悟空の名前の元になったと言われる。

澄観(ちょうかん)は、中国華厳宗の第四祖とされる僧。別名は清涼国師。清涼澄観とも。俗姓は夏侯。越州山陰県(浙江省紹興市柯橋区)の出身。

如宝(にょほう、生年不詳 - 弘仁6年1月7日(815年2月19日))は、奈良時代から平安時代にかけての律宗の渡来僧。胡国(西域か)の人で、鑑真の随員として日本を訪れた。鑑真死後に唐招提寺の長老となり、その発展に尽力した。安如宝ともいう。

潙山霊祐(いざん れいゆう)は、中国の唐代の禅僧。諡は大圓禅師。俗姓は趙。福州長渓県(福建省寧徳市霞浦県)の出身。法語として『潙山警策』がある。

雲門文偃(うんもん ぶんえん)は、中国の唐末から五代の禅僧。諡は大慈雲匡聖宏明大師。俗姓は張。蘇州嘉興県(浙江省嘉興市南湖区)の出身。五家七宗の一つ、雲門宗の開祖。

黄檗希運(おうばく きうん)は、中国の唐代の禅僧。諡は断際禅師。福州閩県の出身。黄檗山黄檗寺を開創。臨済宗開祖の臨済義玄の師。

巌頭全奯(がんとう ぜんかつ)は、中国の唐代の禅僧。諡は清儼大師。俗姓は柯。泉州南安県の出身。

義空(ぎくう、生没年不詳)は、平安時代前期唐から渡来した禅僧。

圭峰宗密(けいほう しゅうみつ)は、中国の唐代の禅僧。中国華厳宗の第五祖とされる。諡は定慧禅師。俗姓は何、名は炯。果州西充県の出身。

玄沙師備(げんしゃ しび)は、中国の唐末から五代十国時代の禅僧。号は宗一大師。俗姓は謝。福州閩県の出身。

臨済義玄(りんざい ぎげん)は、中国の唐代の禅僧。諡は慧照禅師。俗姓は邢。曹州南華県(山東省菏沢市東明県)の出身。臨済宗の開祖。彼の言行は弟子の三聖慧然によって『臨済録』としてまとめられ、「語録の王」とも称された。

天台徳韶(てんだい とくしょう)は、中国の五代十国時代の法眼宗の僧。呉越の忠懿王銭弘俶の国師。俗姓は陳。

恵果(えか/けいか)は、中国唐代の密教僧で日本の空海の師。俗姓は馬氏。長安の東にある昭応県(現在の臨潼区)の出身。真言八祖の第七祖。真言八祖像として描かれる際は、童子を従えた姿に描かれることになっている。

行賀(ぎょうが、天平元年(729年)- 延暦22年2月8日(803年3月4日))は、奈良時代の僧。俗姓は上毛野公(かみつけののおおきみ)。大和国広瀬郡の出身。

興化存奨(こうけ そんしょう)は、晩唐の禅僧で臨済義玄の法嗣である。

風穴延沼(ふけつ えんしょう)は、晩唐から宋代にかけて活動した臨済宗の禅伯。臨済下4世。

南院慧顒(なんいん えぎょう)は、晩唐から五代十国時代にかけて活動した臨済宗の禅匠。臨済下3世。

天皇道悟(てんのう どうご)は、唐代の禅僧。石頭宗2世。俗姓は張。婺州東陽県の出身。

清涼文益(せいりょう もんえき)は、唐代から五代十国時代にかけて活動した僧匠である。法眼宗開祖。法眼文益(ほうげんもんえき)とも。