吉備 真備(きび の まきび)は、奈良時代の公卿・学者。氏姓は下道(しもつみち)朝臣のち吉備朝臣。右衛士少尉・下道圀勝の子。官位は正二位・右大臣。勲位は勲二等。

吉備 尾代(きび の おしろ、生没年不詳)は、日本の古墳時代の人物。姓は臣。

吉備 武彦(きび の たけひこ)は、『日本書紀』などに伝わる古代日本の人物。『日本書紀』では「吉備武彦」、他文献では「吉備武彦命」・「吉備建彦命」とも表記される。景行天皇朝における日本武尊東征の従者の一人とされる。

鴨別(かもわけ、鴨別命)または吉備 鴨別(きび の かもわけ)は、『日本書紀』等に伝わる古代日本の人物。吉備氏一族の笠臣(笠氏)祖。

御友別(みともわけ、御友別命)または吉備 御友別(きび の みともわけ)は、『日本書紀』等に伝わる古代日本の人物。吉備臣(吉備氏)の遠祖。

明菴栄西(みょうあん えいさい/ようさい、永治元年4月20日(1141年5月27日) - 建保3年7月5日(1215年8月1日))は、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。日本における臨済宗の開祖、建仁寺の開山。天台密教葉上流の流祖。字が明菴、諱が栄西。

吉備笠 垂(きびのかさ の しだる)は、飛鳥時代の官人。名は志太留とも表記される。姓は臣。冠位は大錦下。

下道 長人(しもつみち の ながひと)は、奈良時代の官人。姓は朝臣。官位は外従五位下・大和介。

下道 門継(しもつみち の かどつぐ)は、平安時代初期から前期にかけての官人・医師。姓は朝臣。官位は外従五位下・権針博士。

吉備 由利(きび の ゆり、? - 宝亀5年1月2日(774年2月17日))は、奈良時代後期の女官。吉備真備の娘。従三位・尚蔵。吉備命婦とも記される。

上道 斐太都(かみつみち の ひたつ)は、奈良時代の貴族。名はのち正道。姓は臣のち朝臣。官位は従四位下・備前国造。

吉備 泉(きび の いずみ)は、奈良時代から平安時代初期にかけての公卿。右大臣・吉備真備の子。官位は正四位上・参議。

星川稚宮 皇子(ほしかわのわかみや の みこ、生年不詳 - 雄略天皇23年(479年))は、『日本書紀』に伝えられる古墳時代の皇族(王族)。雄略天皇と吉備上道臣氏出身の稚媛との間の子で、磐城皇子の弟。雄略天皇の死後に反乱を起こしたという(星川皇子の乱)。

賀陽 豊年(かや の とよとし)は、平安時代初期の貴族・文人・漢学者。姓は朝臣。官位は従四位下・播磨守、贈正四位下。

吉備上道 弟君(きびのかみつみち の おときみ、生年不詳 - 雄略天皇7年(463年)?)は、日本古代の5世紀後半の吉備上道の豪族。姓は臣。父は吉備上道田狭、母は吉備稚媛。同父兄は吉備上道兄君。異父弟に磐城皇子、星川稚宮皇子。

吉備上道 田狭(きびのかみつみち の たさ、生没年不詳)とは、古墳時代の5世紀後半に活動した吉備上道国出身の豪族で、上道国造。姓は臣。田狭臣とも。

吉備 稚媛(きび の わかひめ、生年不明 - 雄略天皇23年(479年))は、日本古代の5世紀後半の吉備上道の豪族の娘。『日本書紀』に記されている雄略天皇の皇妃で、磐城皇子(いわきのみこ)、星川稚宮皇子(ほしかわ の わかみや の みこ)の生母。

陶部 高貴(すえつくり こうき)は、朝鮮半島にあった百済から渡来した、日本古代の5世紀後半の技術者である。『新撰姓氏録』によると、中国人の末裔(百済に帰化していた中国系の技術者)。

吉備品遅部雄鯽(きび の ほむちべ の おふな)は、古墳時代の豪族。仁徳天皇の舎人(とねり)であろうと想定される。

吉備海部 赤尾(きびのあまべ の あかお、生没年不詳)とは、日本古代の5世紀後半の吉備の豪族。姓は直。