チュンシャン(、、生没年不詳)は、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えた家臣の一人。『元史』などの漢文史料では粘合重山、あるいは崇山と記される。また、『集史』などのペルシア語史料ではチュンシャン太傅( )と記される。

李 之蘭(イ・ジラン、り しらん、至順2年(1331年) - 建文4年4月9日(1402年5月10日))は、高麗末期から李氏朝鮮初期の武将。女真族。

イシハ(女真文字：60px、モンゴル語：、漢字表記：亦失哈 、生没年不詳)は、15世紀初頭に明朝に仕えた海西女直出身の宦官。永楽年間から宣徳年間にかけて黒竜江河口付近のヌルガンに7度にわたって遠征したことで知られる。

耶邑幹(やゆうかん、、生没年不詳)は、高麗王朝に降伏、その後、高麗王朝に帰化した女真族。

粘合 南合(ねんごう なんごう、? - 1263年)は、13世紀半ばにモンゴル帝国に仕えた女真人の一人。

高烈(こうれつ、、? - 1056年)は、高麗王朝の武臣。高麗王朝に帰化していた黒水靺鞨出身の女真族。

劾里鉢(ヘリンボ)は、のちに金朝(1115年 - 1234年)を打ち立てた女真(ジュシェン)人のなかで最も勢威をほこった完顔氏の族長。(ウクナイ)の次男。

ブヤン(満洲語：, 転写：Buyan, 漢文：布顏)は、ウラナラ氏、フルン (扈倫) 国主のナチブルの昆孫。ハダ建国に乗じてウラ･ホトン (烏拉城) 拡張と城砦の増設を進め、ウラ･グルン (烏拉国) を樹立して初代国主に即位した。

マンタイ (満洲語：, 転写：Mantai, 漢語：滿泰) (生16世紀？-歿1596)は、ウラナラ氏、第二代ウラ･ベイレ (烏拉国主) ･ブガンの次子で、第三代国主。

ワンジュ (またはワンジュ･ワイラン) はナラ氏女真族。初代ハダ部主。ハダナラ氏始祖。「ワイラン」は満洲語で、一種の官名。父・ケシネが殺害された際に、開原 (現遼寧省開原市) の一帯へ南下して同地部落の部主となり、明朝に事えて後に女真諸部に覇を唱えたが、属部の叛乱で殺害された。

メンゲブル (蒙格布祿) は明朝末期のハダナラ氏女真族。初代ハダ国主・ワン (王台) の末子、四代国主。ワンの死後、甥・ダイシャン (第三代国主)、兄・カングルとで国を三分し、ハダの衰頽を加速させた。

ドゥルギ (またはドゥルヒ) はナラ氏女真族。第四代フルン国主。曽祖父にあたるとされるナチブルはフルン･グルン (扈倫国) の樹立者で、女真の名門一族・ナラ氏の始祖とされる。

アハナは、ギョロ氏女真族。ヌルハチ祖父ギョチャンガの末弟ボオシの次子で、ヌルハチの従伯叔父いとこおじにあたる。

バルソンは、明朝初期の女真部族の頭目。初代毛憐衛主。吉州道察理使・趙涓のウディゲ討伐に名を借りた専断により、一族の多数とともに殺害された。頭目を失った毛憐衛は建州衛衛主・阿哈出の子・猛哥不花を新衛主に推戴し、後には建州衛、建州左衛、建州右衛とともに建州女直を形成する。

ヤングリ は、クルカ地方シュムル氏女真族。{|class=floatright|+ yangguri| colspan="2" |中央|-! colspan="2" |出身氏族|-| colspan="2" |クルカkūrka地方シュムルšumuru氏

ニカン･ワイラン (満文：, 転写：nikan wailan, 漢文：尼堪外蘭) は、『清實錄』などの清代史料にのみ現れるヌルハチの仇敵。

ニングタ･ベイレ (満文：, 転写：ningguta beile, 漢文：寧古塔貝勒/ 六王) は、都督フマンの六人の子に対する尊称。

ボオシは、明末の覺羅ギョロ氏女真族。都督フマンの第六子で、清太祖ヌルハチの祖父ギョチャンガの六弟、即ちヌルハチの六番目の大叔父にあたる。{|class=floatright|+ boosi|-! colspan="2" |出身氏族|-

ボオランガは、明末の覺羅ギョロ氏女真族。都督フマンの第五子で、清太祖ヌルハチの祖父ギョチャンガの五弟、即ちヌルハチの五番目の大叔父にあたる。{| class="floatright"|+ boolangga! colspan="2" |出身氏族|-

フルハン (フルガンとも)は、雅爾古ヤルグ地方佟佳トゥンギャ氏女真族。{| class="floatright"|+ hūrhan ( hūrgan)| colspan="2" | 300x300ピクセル『滿洲實錄』巻2「三部長率眾歸降」より|-