高階 成忠(たかしな の なりただ)は、平安時代中期の公卿。姓は真人のち朝臣。高階師尚の孫。宮内卿・高階良臣の子。官位は従二位・式部大輔。高二位と称す。

高階 経徳(たかしな つねのり、天保5年8月9日(1834年9月11日)- 明治22年(1889年)3月23日)は、幕末から明治初期にかけての地下官人(明治維新後は士族扱い)・医師。京都に生まれ孝明・明治天皇の侍医を務める。号は禮園。

伊勢大輔(いせのたいふ / いせのおおすけ、永祚元年(989年)? - 康平3年(1060年)?)は、平安時代中期の日本の女流歌人。大中臣輔親の娘。高階成順に嫁し、康資王母・筑前乳母・源兼俊母など優れた歌人を生んだ。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。__TOC__

小馬命婦(こうまのみょうぶ/こまのみょうぶ、生没年不詳)は、平安時代円融朝の女流歌人。生没年及び系譜不詳。馬古曽(むまこそ)とも呼ばれた。関白藤原兼通及び藤原媓子(兼通の娘・円融天皇皇后)に女房として仕える。天元2年(979年)に媓子が崩御した後、出家した。

源兼俊母(みなもと の かねとし の はは、生没年不詳)は、平安時代後期の歌人。筑前守高階成順の娘。母は伊勢大輔。姉妹に康資王母・筑前乳母らがいた。宇多源氏の源経宗の室となり、笙・和琴の名手源兼俊を産んだ。彼女自身も『後拾遺和歌集』に2首入集する歌人だった。

高階 栄子(たかしな の えいし / よしこ、仁平元年〈1151年〉？ - 建保4年〈1216年〉)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての女性。父は法印・澄雲とも上座・章尋とも言われている。母は、建春門院の乳母である平正盛の娘・政子(若狭局)とする説がある。通称は丹後局。

高階 基章(たかしな の もとあき)は、平安時代末期の廷臣。

大弐三位(だいにのさんみ)は、平安時代中期の女流歌人。女房三十六歌仙そして百人一首の歌人として知られる。藤原宣孝の娘。母は紫式部。本名は藤原賢子(ふじわら の かたいこ / けんし)。

高階 貴子(たかしなの きし / たかこ、生年不詳 - 長徳2年〈996年〉10月)は平安時代の女流歌人。女房三十六歌仙に数えられる。通称は高内侍(こうのないし)、または儀同三司母(ぎどうさんしのはは)。

高階 泰経(たかしな の やすつね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公卿。若狭守・高階泰重の子。後白河法皇の側近(院近臣)。

信西(しんぜい、嘉承元年〈1106年〉 - 平治元年12月13日〈1160年1月23日〉)は、平安時代後期の貴族、学者、僧侶。信西は出家後の法名、号は円空、俗名は藤原 通憲(ふじわら の みちのり)、または高階 通憲(たかしな の みちのり)。

高階 隆兼(たかしな たかかね、生没年未詳)は、鎌倉時代後期頃に活動した御所絵所の絵師。右近大夫将監。子に高階隆継。

安宿王(あすかべおう/あすかべのおおきみ、生没年不詳)は、奈良時代の皇族。天武天皇の後裔で、左大臣・長屋王の五男。臣籍降下後の氏姓は高階真人。官位は正四位下・讃岐守。

高階 経重(たかしな の つねしげ)は、平安時代後期の貴族。伊予守・高階明順の子。官位は従四位上・大和守。

高階 石河(たかしな の いしかわ)は、平安時代初期の貴族。名は石川とも記される。左大臣・長屋王の子である安宿王の後裔。少納言・高階浄階の子。官位は従四位下・中務大輔。

高階 浄階(たかしな の きよしな)は、平安時代初期の貴族。名は清階とも記される。左大臣・長屋王の子である内匠頭・安宿王の後裔。官位は従四位上・少納言。

高階 遠成(たかしな の とおなり)は、平安時代初期の貴族。左大臣・長屋王の後裔。官位は従四位下・大和介。

高階 師尚(たかしな の もろなお)は、平安時代前期の貴族。下野守・高階茂範の子。官位は従四位上・右中将。

高階 成章(たかしな の なりあき)は、平安時代中期の公卿。春宮亮・高階業遠の四男。官位は正三位・大宰大弐。

高階 為家(たかしな の ためいえ)は、平安時代後期の貴族。正三位・高階成章の子。官位は正四位下・備中守。白河上皇の近臣としてだけでなく、関白藤原師実の家司としても仕えた。