元貞皇后(げんていこうごう、? - 904年)は、唐末の人物で、後梁の太祖朱晃(朱全忠)の妻(即位前没)。姓は張。末帝朱友貞の母であり、その即位後に皇后に追尊された。賢婦人として知られている。

劉夫人(りゅうふじん、大中7年(853年) - 同光3年5月6日(925年5月30日))は、唐末から五代十国時代の人物で、後唐の太祖李克用の正妻。荘宗李存勗の嫡母であり、その即位後に皇太妃に封ぜられた。

昭容夏氏(しょうよう かし、生没年不詳)は、五代十国時代の後唐の荘宗李存勗の妃嬪。

宣慈皇后(せんじこうごう、？ - 993年)は、後周の世宗柴栄の2番目の皇后。姓は符氏。最初の皇后であった宣懿皇后の妹で、小符皇后(しょうふこうごう)とも呼ばれる。宋代には太祖(趙匡胤)により周太后(しゅうたいごう)と呼ばれた。

昭憲太后(しょうけんたいごう、天復2年(902年)- 建隆2年6月2日(961年7月17日))は、後周の武将の妻で、北宋の皇帝となった趙匡胤(太祖)・趙匡義(太宗)、およびらの母。姓は杜(と)、諱は不詳。太祖の即位後に皇太后となり、昭憲と諡された。

睿智蕭皇后(えいちしょうこうごう)は、遼(契丹)の景宗の皇后。諱は綽。小字は燕燕。

懐節蕭皇后(かいせつしょうこうごう、? - 951年)は、遼(契丹)の世宗の皇后。小字は撒葛只。

甄皇后(しんこうごう)は、遼(契丹)の世宗の皇后。

仁徳蕭皇后(じんとくしょうこうごう)は、遼(契丹)の聖宗の皇后。小字は菩薩哥。

靖安蕭皇后(せいあんしょうこうごう)は、遼(契丹)の太宗耶律堯骨の皇后。小字は温。

懿徳皇后(いとくこうごう、天福7年(942年) - 開宝8年12月19日(976年1月22日))は、北宋の太宗趙匡義の2番目の正妻。太宗の即位前に死去し、皇后を追贈された。姓は符氏。後周の世宗柴栄の皇后であった宣懿皇后・宣慈皇后姉妹の妹にあたる。

章懐皇后(しょうかいこうごう、開宝元年(968年) - 端拱2年5月3日(989年6月8日))は、北宋の第3代皇帝真宗の最初の正室(即位前に没した)。姓は潘氏。

徳妃張氏(とくひ ちょうし、891年 - 915年)は、五代十国時代の後梁の末帝朱友貞の妃嬪(元は正室)。父の張帰覇が後梁の功臣であったことにより、均王朱友貞に正室として嫁いだ。

花蕊夫人(かずいふじん、生没年不詳)は、後蜀の後主孟昶の妃。後に北宋の皇帝太祖(趙匡胤)の妃。姓は徐氏と費氏の2つの説がある。

淑徳皇后(しゅくとくこうごう、? - 960年以前)は、北宋の第2代皇帝太宗の最初の正妻(即位前に没した)。姓は尹氏。

章献明粛皇后(しょうけんめいしゅくこうごう)は、北宋の第3代皇帝真宗の2人目の皇后。仁宗の嫡母。姓は劉氏。諱は不詳。劉太后とも称される。

元徳皇后(げんとくこうごう、天福8年(943年) - 太平興国2年3月12日(977年4月3日))は、北宋の太宗の側室。真宗の母で、皇太后として追尊された。姓は李氏。

孝章皇后(こうしょうこうごう)は、北宋の太祖趙匡胤の皇后(3番目の正妻)。後唐の荘宗の外曾孫で、後漢の高祖劉知遠の外孫。姓は宋氏。

章恵太后(しょうけいたいごう、雍熙元年(984年) - 景祐3年11月4日(1036年11月24日))は、北宋の第3代皇帝真宗の側室。仁宗の養母で、章恵皇后の諡号が贈られた。姓は楊氏。

宸妃李氏(しんひ りし)は、北宋の第3代皇帝真宗の側室。仁宗の実母で、章懿皇后(しょういこうごう)の諡号が贈られた。