吉田 兼治(よしだ かねはる)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての貴族・神道家。左衛門督・吉田兼見の子。官位は正四位下・侍従、贈従二位。吉田家10代当主・卜部氏26代。

吉田 兼熈(よしだ かねひろ)は、南北朝時代から室町時代初期にかけての神祇官・吉田神社社務・公卿。卜部兼豊の子。官位は正三位・神祇大副、侍従。卜部氏17代・吉田家家祖。吉田卜部氏中興の祖とされる。

大中臣 清麻呂(おおなかとみ の きよまろ)は、奈良時代の公卿・歌人。名は清万呂・浄万呂とも書く。姓は中臣朝臣のち大中臣朝臣。中納言・中臣意美麻呂の七男。官位は正二位・右大臣。

大中臣 子老(おおなかとみ の こおゆ)は、奈良時代の公卿。氏姓は中臣朝臣のち大中臣朝臣。右大臣・大中臣清麻呂の次男。官位は正四位下・参議。

大中臣 諸魚(おおなかとみ の もろな／もろうお)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。右大臣・大中臣清麻呂の四男。官位は正四位上・参議。

中臣 宅守(なかとみ の やかもり)は、奈良時代の貴族・歌人。刑部卿・中臣東人の子。官位は従五位下・神祇大副。

斎部 広成(いんべ の ひろなり)は、平安時代初期の貴族。姓は忌部宿禰のち斎部宿禰。官位は従四位下・神祇大副。

大中臣 定長(おおなかとみ の さだなが)は、平安時代後期の歌人。大中臣定登の子で、祭主・大中臣公長の養子。官位は神祇権大副。

大中臣 輔親(おおなかとみ の すけちか)は、平安時代中期の公卿・歌人。神祇大副・大中臣能宣の長男。官位は正三位・祭主・神祇伯。中古三十六歌仙の一人。四条または岩出を号す。

大中臣 能宣(おおなかとみ の よしのぶ)は、平安時代中期の貴族・歌人。神祇大副・大中臣頼基の子。官位は正四位下・祭主・神祇大副。三十六歌仙の一人。

大中臣 頼基(おおなかとみ の よりもと)は、平安時代中期の貴族・歌人。備後掾・大中臣輔道の子。官位は従四位下・神祇大副。三十六歌仙の一人。

兼覧王(かねみおう／― のおおきみ、貞観8年(866年)？ - 承平2年(932年))は、平安時代前期の皇族・歌人。文徳天皇の皇孫で、弾正尹・惟喬親王の子。一説には上野太守・国康親王の子。官位は正四位下・宮内卿。中古三十六歌仙の一人。

大中臣 淵魚(おおなかとみ の ふちな)は、平安時代初期の貴族・神職。但馬守・大中臣継麻呂の三男。官位は従四位上・神祇伯。

中臣 逸志(なかとみ の いちし)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。名は壱志とも記される。中臣氏三門、伊賀守・中臣益継の子。官位は従四位上・神祇伯。

大中臣 安則(おおなかとみ の やすのり)は、平安時代前期から中期にかけての貴族・伊勢神宮祭主。参議・大中臣子老の曾孫。駿河守・大中臣道雄の六男。官位は従四位上・神祇伯。

大中臣 兼興(おおなかとみ の かねき)は、平安時代中期の貴族。伊勢神宮祭主。伊勢介・大中臣時用の孫で、春日神主・大中臣理平の長男。官位は従四位下・斎宮頭。

大中臣 親章(おおなかとみ の ちかあき)は、平安時代後期の公卿・伊勢神宮祭主。神祇権大副・大中臣親仲の子。官位は従三位・神祇大副、伊勢神宮祭主。南三位と号す。

大中臣 親隆(おおなかとみ の ちかたか)は、平安時代後期の公卿・伊勢神宮祭主。神祇権大副・大中臣親仲の三男。官位は正三位・神祇大副、伊勢神宮祭主。

大中臣 親仲(おおなかとみ の ちかなか)は、平安時代後期の貴族。祭主・大中臣親定の長男。官位は正四位下・神祇権大副。

中臣 大島(なかとみ の おおしま)は、飛鳥時代の貴族・漢詩人。氏姓は中臣連のち中臣朝臣、藤原朝臣、中臣朝臣。中臣渠毎(許米)の子。中臣金の甥。官位は直大弐・神祇伯。