王 導(おう どう、咸寧2年(276年)- 咸康5年7月18日(339年9月7日))は、中国の晋代の政治家。字は茂弘。西晋及び東晋に仕え、彼の働きによって琅邪王氏は六朝時代の南朝を代表する名門貴族となった。王覧(王祥の異母弟)の孫で王裁の子。

王 敦(おう とん、266年 - 324年)は、中国の五胡十六国時代の軍人。字は処仲。本貫は琅邪郡臨沂県。琅邪王司馬睿(後の元帝)を擁立し、従弟の王導と共に東晋を建国した。武力に優れ、人望があり、機略に富んでいたとされる。また、書家の王羲之は従甥にあたる。父は王基。兄は王含。

王 曇首(おう どんしゅ、太元19年(394年)- 元嘉7年7月23日(430年8月27日))は、東晋から南朝宋にかけての官僚・書家。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 彬(おう ひん、278年 - 336年)は、中国の晋の官僚・政治家。字は世儒。本貫は琅邪郡臨沂県。王羲之の叔父。

王 裕之(おう ゆうし、升平5年(361年)- 元嘉25年7月13日(448年8月27日))は、東晋から南朝宋にかけての官僚。字は敬弘。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 廙(おう よく、咸寧2年(276年)- 永昌元年10月9日(322年11月4日))は、中国の晋代の軍人・政治家。字は世将。本貫は琅邪郡臨沂県。王羲之の叔父。

王 衍(おう えん、甘露元年(256年) - 永嘉5年4月1日(311年5月5日))は、西晋の政治家・武将。字は夷甫。本貫は琅邪郡臨沂県。父は平北将軍の王乂。子は王玄。族弟は王敦と王導。従兄に竹林の七賢で有名な王戎、弟に王澄と王詡がいる。

王 恵風(おう けいふう、? - 311年)は、西晋の愍懐太子司馬遹の妻(生別した)。恵風は字である。

王 祥(おう しょう、185年 - 269年)は、中国後漢末期から西晋にかけての人物。字は休徴。徐州琅邪郡臨沂県(現在の山東省臨沂市蘭山区)の出身。魏・西晋の臣で、「二十四孝」の一人。前漢の王吉を先祖とする琅邪王氏の一族。高祖父は王遵。曾祖父は王音。祖父は王仁(青州刺史)。

王 宝明(王寶明、おう ほうめい、孝建2年(455年)- 天監11年11月27日(512年12月20日))は、南朝斉の文恵太子蕭長懋の妃。鬱林王蕭昭業の母。宣徳皇太后と尊称され、文安皇后の諡号を贈られ追尊された。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 霊賓(おう れいひん、天監4年(505年)- 太清3年3月4日(549年4月16日))は、南朝梁の簡文帝蕭綱の妃。皇后に追尊された。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 逡之(おう しゅんし、生年不詳 - 495年)は、南朝宋から斉にかけての儒学者。字は宣約。本貫は琅邪郡臨沂県。高祖父は王彬。曾祖父は王彪之。祖父は王臨之。父は王環之。

王 筠(おう いん、481年 - 549年)は、南朝梁の官僚・文人。字は元礼、またの字は徳柔。小字は養。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 叡(おう えい、? - 189年)は、中国後漢末期の政治家。字は通耀。徐州琅邪郡臨沂県(現在の山東省臨沂市蘭山区)の人。琅邪王氏の一族で、前漢の王吉の末裔。父は王仁。兄は王誼。弟は王典・王融。甥は王祥。

王 瑩(おう えい、生年不詳 - 天監15年9月17日(516年10月28日))は、南朝宋から梁にかけての政治家、軍人。字は奉光。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 偃(おう えん、元興2年(403年)- 孝建3年2月7日(456年2月28日))は、南朝宋の外戚。東晋の簡文帝の外孫。字は子游。本貫は琅邪郡臨沂県。王導の玄孫にあたる。

王 延之(おう えんし、421年 - 484年)は、南朝宋から斉にかけての政治家。字は希季。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 暕(おう かん、元徽5年(477年)- 普通4年11月22日(523年12月14日))は、南朝斉から梁にかけての政治家。字は思晦。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 規(おう き、492年 - 536年)は、南朝梁の官僚・文人。字は威明。本貫は琅邪郡臨沂県。

王 騫(おう けん、474年 - 522年)は、南朝斉から梁にかけての政治家。もとの名は玄成。字は思寂。本貫は琅邪郡臨沂県。