粟田口 良教(あわたぐち よしのり)は、鎌倉時代中期の公卿。藤原良教とも。権大納言・藤原基良の子。官位は従一位・大納言、按察使、兵部卿。

一条 家経(いちじょう いえつね)は、鎌倉時代中期の公卿。関白・一条実経の長男。官位は従一位・左大臣。一条家2代当主。正字では一條家經。号に後光明峯寺関白。

一条 家房(いちじょう いえふさ)は、鎌倉時代中期の公家。関白・一条実経の五男。官位は正二位・非参議。

一条 内経(いちじょう うちつね)は、鎌倉時代後期の公卿・歌人。内大臣・一条内実の子。官位は従一位・関白。一条家4代当主。号は芬陀利華院関白(ふんだりかいん かんぱく)。

一条 実有(いちじょう さねあり)は、鎌倉時代前期の公卿。太政大臣・西園寺公経の子。一条を号す。官位は正二位・権大納言、左近衛大将。清水谷家の祖。西園寺実有とも。

一条 実家(いちじょう さねいえ)は、鎌倉時代中期から後期にかけての公卿。関白・一条実経の次男。官位は従一位・太政大臣。号は一条、又号町。

一条 実経(いちじょう さねつね)は、鎌倉時代の公卿。従一位、摂政、関白、左大臣。五摂家の一つ一条家の祖。号に円明寺殿、後一条入道関白など。法名に行雅、行雄、行祚などがある。通称は円明寺関白(えんみょうじ かんぱく)。九条道家の四男に生まれる。

一条 実雅(いちじょう さねまさ、建久7年(1196年) - 安貞2年4月1日(1228年5月6日))は、鎌倉時代初期の公卿。一条能保の子。従三位・参議。伊予宰相中将と号す。

一条 頼氏(いちじょう よりうじ、建久9年(1198年) - 宝治2年4月5日(1248年4月29日))は、鎌倉時代前期の公卿。一条高能の三男。従二位・皇后宮権大夫。

一条 高能(いちじょう たかよし)は、鎌倉時代初期の公卿・政治家。父は一条能保、母は源義朝の娘・坊門姫。源頼朝は伯父にあたる。従三位・参議。

一条 経通(いちじょう つねみち)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての公卿。関白・一条内経の長男。官位は従一位・関白、左大臣。一条家5代当主。

一条 内実(いちじょう うちざね)は、鎌倉時代後期の公卿。太政大臣・一条家経の子。一条家3代当主。官位は正二位・内大臣。

一条 信能(いちじょう のぶよし、建久元年(1190年) - 承久3年7月5日(1221年7月25日))は、鎌倉時代初期の公卿。藤原北家頼宗流、権中納言一条能保の次男。母は江口の遊女慈氏。子に忠俊がいる。異母兄弟に高能、実雅、尊長らがある。官位は従三位・参議。

一条 師良(いちじょう もろなが)は、鎌倉時代中期の公家。関白・一条実経の三男。官位は正二位・非参議。

一条 能氏(いちじょう よしうじ、生没年未詳)は、鎌倉時代前期の公家。一条高能の長男。母は側室で糟屋有季の娘。一条家中御門流。花山院侍従。一条少将。弟能継と共に鎌倉幕府と繋がりが深く、建暦3年(1213年)には正月に鎌倉に下向して和田合戦に遭遇している。

一条 能清(、いちじょう よしきよ)は、鎌倉時代前期から中期にかけての公卿、歌人。非参議・一条頼氏の次男。

一条 能継(いちじょう よしつぐ、生年未詳 - 承久3年(1221年)?)は、鎌倉時代前期の公家。一条高能の子。母は藤原隆季の娘。一条家中御門流。左中将、従五位上。

一条 能成(いちじょう よしなり)は、平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての公卿。藤原北家中関白家庶流一条家、大蔵卿・一条長成の嫡男。官位は従三位・非参議。

一条 能保(いちじょう よしやす)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿。藤原北家中御門流、藤原通重の長男。一条二位入道と号す。

五辻 家経(いつつじ いえつね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公卿。左大臣・藤原兼雅の子。官位は正二位・中納言。五辻中納言と号す。花山院家の分家である五辻家の始祖と見なされている。