座田 維貞(さいだ これさだ)は幕末の官人、儒学・国学者。院雑色、学習所雑掌。著書に『国基』。和気清麻呂を顕彰し、和魂漢才碑の建立等を行った。伝清麻呂真筆「我獨慙天地」を偽作した疑いがある。

滝川 昌楽(たきがわ しょうらく、生没年不詳)は、江戸時代前期の儒学者、俳人。松永尺五・中島随流門下。

国富 鳳山(くにとみ ほうざん)は、江戸時代中期の儒学者。徳山藩士。諱は彦敬。家格は中小姓、禄高は27石。徳山藩学の基礎を築いた人物の一人。

若槻 幾斎(わかつき きさい)は江戸時代後期の儒学者、歌人。崎門学派。京都に尊朱学舎を構え、尾藤二洲・頼春水・高山彦九郎等と交流した。

善野 秀(ぜんの しゅう)は、幕末から明治時代にかけての武士、儒学者、政治家。本姓は高山、旧名は司(つかさ)、通称は勝右衛門、号は霞城。足利藩士、足利藩権大参事。

青木 葵園(あおき きえん)は、江戸時代中期の儒学者。徳山藩士。諱は節。家格は馬廻、禄高は50石。徳山藩学の基礎を築いた人物の一人。

庄司 南海(しょうじ なんかい、1813年(文化10年)- 1891年(明治24年)2月25日)は、江戸時代後期から明治時代に活躍した儒学者である。名は春行。字は千里。通称は源三郎。

北 静盧(きた せいろ、明和2年(1765年) - 嘉永元年3月29日(1848年5月2日))は、江戸時代中期の民間の学者。本姓は鈴木。名は慎言(ちかのぶ)。字は有和。通称は三左衛門(三右衛門)。静盧(精盧)の他、梅園、四当書屋、網破損針金という号がある。

市野 迷庵(いちの めいあん、明和2年2月10日(1765年3月30日) - 文政9年8月14日(1826年9月15日))は、江戸時代後期の儒学者。名は光彦、字は俊卿のちに子邦。通称は三右衛門。別号に篔窓・不忍池漁・酔堂。太宰春台の門人であった市野東谷の孫にあたる。

成島 司直(なるしま もとなお、安永7年2月15日(1778年3月13日) - 文久2年8月13日(1862年9月6日))は、江戸時代の儒学者・歴史家・政治家・文筆家・歌人。東岳(とうがく)および翠麓(すいろく)と号す。江戸幕府奥儒者。極官は従五位下・図書頭。

村上 真輔(むらかみ しんすけ、1798年(寛政10年)8月1日 - 1863年1月28日(文久2年12月9日))は、幕末赤穂藩の参政、儒学者。諱は允修。字は伯徳(はくとく)、号は天谷(てんごく)。

後藤 芝山(ごとう しざん、享保6年11月4日(1721年12月22日)- 天明2年4月3日(1782年5月14日))は、江戸時代中期の儒学者である。名は世鈞。字は守中。通称は弥兵衛。別号に竹風。

伊藤 坦庵(いとう たんあん、元和9年9月29日(1623年11月21日)‐ 宝永5年8月24日(1708年10月7日))は、江戸時代前期の儒学者、医師である。名は宗恕。字は元務。本姓は藤原。別号に白雲散人。

鈴木 星海(すずき せいかい、天明2年〈1782年〉 - 文久2年閏8月4日〈1862年9月27日〉)とは、江戸時代の京都の暦学者、儒家、文人画家。

谷 秦山(たに じんざん、寛文3年3月11日(1663年4月18日) - 享保3年6月30日(1718年7月27日))は江戸時代の儒学者、神道家。

名和 童山(なわ どうざん、天保6年8月15日(1835年10月6日) - 明治44年(1911年)8月16日)は、幕末から明治時代にかけての儒学者、教育者。 名は範蔵、字は弘光。童山は号。

月形 深蔵(つきがた しんぞう、寛政10年3月3日(1798年4月18日) - 文久2年4月5日(1862年5月3日))は江戸時代後期の福岡藩士、儒学者。諱は弘。字は伯重。漪嵐(きらん)と号した。月形鷦窠の子で、月形洗蔵の父。福岡藩士で100石を食んだ。

中村 元起(なかむら もとおき、文政3年6月2日(1820年7月11日)- 明治17年(1884年)4月30日)は幕末の儒者。明治時代初期の教育者。号は黒水、半狂。通称は忠蔵、郁之丞。幼名は竜治郎、字は喜卿。中村弥六は次男。

役 藍泉(えん の らんせん／えき らんせん)は、江戸時代中期の儒学者。徳山藩の藩校である鳴鳳館の第2代教授で、徳山藩学の基礎を築いた人物の一人。本名は島田浄観だが、徳山の修験宗教学院の住職であったことから、宗祖である役小角から「役」の字を取って「役藍泉」、「役観」と称する。

本城 太華(ほんじょう たいか)は、江戸時代後期の徳山藩士、儒学者。諱は訥。徳山藩の藩校・鳴鳳館で初代教授を務めた本城紫巌の長男で、太華も鳴鳳館の第4代教授を務める。家格は馬廻、禄高は50石。