耶邑幹(やゆうかん、、生没年不詳)は、高麗王朝に降伏、その後、高麗王朝に帰化した女真族。

劉 昕(りゅう きん、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の帯方太守。

王 卿(おう きょう、175年 - 248年)は、中国後漢が朝鮮半島に設置した植民地である帯方郡の長岑県の長。

王 旴(おう く、生没年不詳)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡の漢人官人。楽浪太守の五官の職にあった。楽浪郡の郡治に土着化した中規模勢力の一族とみられる。

王 光(おう こう、生没年不詳)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡の楽浪太守の「太守掾」である。「太守掾」は楽浪太守直属の官僚であり、土着中国系貴族の最高位である。

王 根(おう こん、生没年不詳)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡の漢人豪族。高い身分をもつ上位階層の豪族とみられる。

王 遵(おう じゅん、生没年不詳)は、前漢が朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡出身の五胡十六国時代の前燕の人物。楽浪郡の漢人豪族である楽浪王氏の出身。

王 山岳(おう さんがく、、生没年不詳)は、高句麗の第24代王である陽原王時代の宰相。音楽家、作曲家。王山岳は、中国姓・中国式姓名である。高句麗人の人名は基本的に高句麗滅亡まで中国化することはなかった。

王 仲(おう ちゅう、生没年不詳)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡で勢力を張った豪族・楽浪王氏の始祖。前漢の琅邪郡出身。元々は琅邪郡の豪族。

韓 詳(かん しょう、生没年不詳)は、中国南北朝時代の北魏の豪族。北魏末期の混乱を避けるために高句麗に亡命した。

江 果(こう か、生没年不詳)は、中国南北朝時代の北魏の官吏。北魏末期に勃発した六鎮の乱を避けるために高句麗に亡命した。北魏の軍人・政治家である江文遙の息子。

南閭(なんりょ、生没年不詳)は、濊の君。南閭は、中国姓・中国式姓名であるため、濊人は、紀元前2世紀から中国姓・中国式姓名を使用していたことが確認できる。

仇頗解(きゅうはかい、)は、百済に帰化した南沃沮人。

都 祖(と そ、、生没年不詳)は、高句麗の政治家。高句麗の第2代王・瑠璃明王の即位に功を立てる。

孫 代音(そん だいおん、生没年不詳)は、高句麗の将軍。時の白巌城城主。『新唐書』では孫伐音と表記される。

宝菓夫人(ほうかふじん、)は、百済の第9代王・責稽王の夫人。百済の第10代王・汾西王の生母。漢民族。公孫康が、建安年中に朝鮮に設置した植民地である帯方郡の帯方太守の娘であり、帯方郡から百済王に嫁いだ。

高 常賢(こう じょうけん、、生没年不詳)は、漢王朝の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡の嶺東七県の1つである沃沮県の県長。楽浪郡の郡治に土着化した漢人とみられる。

孫 漱(そん そう、生没年不詳)は、高句麗の長寿王代の高句麗の将軍。

王 高徳(おう こうとく、生没年不詳)は、高句麗の平原王代の大丞相。高句麗人の人名は基本的に高句麗滅亡まで中国化することはなかった。王高徳は、漢姓・漢名の中国人名であるため、313年の高句麗の攻撃により崩壊した楽浪郡の中国系豪族・楽浪王氏の遺民とみられる。

高 分屋(こう ぶんや、、生没年不詳)は、百済の聖明王代の文臣。官位は「施徳」。