源 定(みなもと の さだむ)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨天皇の子(嵯峨第六源氏)。淳和天皇の猶子。官位は正三位・大納言、贈従二位。四条大納言または賀陽院大納言(陽院大納言とも)、楊梅大納言と称される。

源 冷(みなもと の すずし)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。仁明天皇の皇子。官位は従三位・参議。

源 直(みなもと の すなお)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨源氏、左大臣・源常の三男。官位は従三位・参議。

源 勤(みなもと の つとむ)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨天皇の皇子(嵯峨第十三源氏)。官位は従三位・参議。西七条宰相と号した。

源 舒(みなもと の のぶる)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨源氏、参議・源明の長男。官位は正四位下・参議。西七条宰相と号す。

源 頴(みなもと の ひいず/ひで)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。嵯峨源氏、左大臣・源常または参議・源明の子。官位は従四位下・但馬権守。

源 啓(みなもと の ひらく)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。嵯峨天皇の皇子。官位は従四位上・越前守。

源 寛(みなもと の ひろし)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。嵯峨天皇の皇子。官位は正四位下・宮内卿。

源 弘(みなもと の ひろむ)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨天皇の皇子(嵯峨第二源氏)。官位は正三位・大納言。広幡大納言と号す。

源 信(みなもと の まこと)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。嵯峨天皇の子(嵯峨第一源氏)。官位は正二位・左大臣、贈正一位。初代源氏長者。北辺大臣と号した。

源 多(みなもと の まさる)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。仁明天皇の皇子(仁明第一源氏)。官位は正二位・右大臣兼左近衛大将、贈従一位。

和 豊永(やまと の とよなが)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。姓は朝臣。官位は従五位上・上総介。

良岑 清風(よしみね の きよかぜ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。姓は朝臣。桓武天皇の皇子である大納言・良岑安世の三男。官位は従四位下・近江権守。

良岑 経世(よしみね の つねよ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。官位は従四位下・丹波守。

在原 友于(ありわら の ともゆき)は、平安時代前期の公卿。中納言・在原行平の子。平城天皇の曾孫にあたる。官位は正四位下・参議。

伊伎 月雄(いき の つきお)は、平安時代前期の貴族・儒学者。氏姓は占部連(無姓)のち中原朝臣。宮主・伊伎是雄の子か。官位は従五位下・越前介。

斎部 文山(いんべ の ふみやま)は、平安時代前期の貴族・工人。姓は宿禰。神祇大副・斎部伴主の子とする系図がある。位階は従五位下。

大江 維時(おおえ の これとき)は、平安時代前期から中期にかけての公卿・学者。伊予権守・大江千古の三男。官位は従三位・中納言、贈従二位。

大江 千古(おおえ の ちふる)は、平安時代前期の貴族。参議・大江音人の七男。官位は従四位下・伊予権守。

大中臣 安則(おおなかとみ の やすのり)は、平安時代前期から中期にかけての貴族・伊勢神宮祭主。参議・大中臣子老の曾孫。駿河守・大中臣道雄の六男。官位は従四位上・神祇伯。