武内宿禰(たけしうちのすくね/たけうちのすくね/たけのうちのすくね、景行天皇14年 - 没年不詳)は、記紀に伝わる古代日本の人物。『日本書紀』では「武内宿禰」、『古事記』では「建内宿禰」、他文献では「建内足尼」とも表記される。

曹 達(そう たつ)または司馬 曹達(しば そうたつ、生没年不詳)は、5世紀前半(古墳時代中期)の倭の官吏。官職は司馬。倭王讃(倭の五王の1人)の臣。中国系渡来人と推測される。

文石 小麻呂(あやし の おまろ、生年不詳 - 雄略天皇13年〈469年〉8月)は、『日本書紀』にみえる豪族。播磨国御井隈の人物。

近江 毛野(おうみ の けな)は、古墳時代の豪族・将軍。姓は臣。日本書紀では「近江毛野臣」の名で記される。

大伴 談(おおとも の かたり)は、古代日本の将軍。名は語とも表記する。姓(カバネ)は連。大伴室屋の子(一説には弟)。子に金村がいる。

大伴 狭手彦(おおとも の さてひこ)は、古墳時代後期の豪族。佐弖彦、佐提比古郎子とも表記される。カバネは連。大伴金村の三男。『新撰姓氏録』によれば道臣命(大伴氏祖)の十世孫とされる。

大伴武日(おおとものたけひ、生没年不詳)は、『日本書紀』などに伝わる古墳時代の人物。姓は連。孝霊朝・開化朝の官人である豊日命の子。

田道(たぢ、生年不詳 - 仁徳55年)は、仁徳朝の武人。田道の氏姓に関して『日本書紀』には記述されないが、『新撰姓氏録』には田道公と表記され、姓は公とされる。

紀 男麻呂(き の おまろ)は、古墳時代の豪族。姓は臣。系譜は明らかでない。

紀 小弓(き の おゆみ)は、古墳時代の豪族・紀氏の一人。紀田鳥または紀白城または紀角の子。子に大磐がいる。

鞍橋君(くらじ の きみ、生没年不詳)は、6世紀中頃(古墳時代後期)の豪族。筑紫国造。

武振熊命(たけふるくまのみこと)または和珥武振熊(わにのたけふるくま)は、記紀に伝わる古墳時代の豪族・和珥氏の祖。

調 伊企儺(つき の いきな、生年不詳 - 欽明天皇23年(562年)7月)は、日本の6世紀中頃の武将。姓は吉士(きし)で調吉士伊企儺(つきのきしいきな)と称する。大葉子の夫。

彦国葺命(ひこくにふくのみこと、生没年不詳)は、記紀等に伝わる古代日本の人物。『日本書紀』では「彦国葺」、『古事記』では「日子国夫玖命」、他文献では「彦訓服命」とも表記される。

物部 麁鹿火(もののべ の あらかひ/あらかい)は、古墳時代の豪族。物部麻佐良の子。

荒田別(あらたわけ、生没年不詳)は、『日本書紀』等に伝わる古墳時代の人物。表記は荒田別命、大荒田別命とも。上毛野君の遠祖で、神功皇后・応神天皇(第15代)の時に朝鮮へ派遣されたという武将である。

市磯長尾市(いちしのながおち、生没年不詳)は、『日本書紀』に伝わる古墳時代の豪族で倭国造の一人。市磯長尾市宿禰とも。倭直(倭氏)の遠祖である。倭大国魂神(奈良県天理市の大和神社祭神)の起源譚で知られる。『古事記』に記載はない。

猪名部 真根(いなべ の まね、生没年不詳)とは、古墳時代の人物で、木工(こだくみ)にして墨縄職人。

磐鹿六鴈(いわかむつかり)は、『日本書紀』等に伝わる古代日本の人物。『日本書紀』では「磐鹿六鴈」や「六鴈臣(むつかりのおみ)」、他文献では「磐鹿六獦命」や「磐鹿六雁命」・「伊波我牟都加利命」とも表記される。『古事記』に記載はない。

五十狭茅宿禰(いさちのすくね)とは、古墳時代の豪族。『日本書紀』神功皇后摂政紀では五十狭茅宿禰、『国造本紀』では伊狭知直、『古事記』では伊佐比宿禰と表記される。