王 世充(おう せいじゅう)は、隋末唐初に割拠した群雄の一人。洛陽を本拠に鄭国を建てた。隋朝の有力な部将であり、煬帝の時代に反乱軍の討伐で活躍した。恭帝侗の時代には一大勢力の李密を鎮圧した。619年に恭帝侗を廃して鄭の皇帝に即位する。

王 績(おう せき、585年 - 644年)は、中国・唐の詩人。字は無功。絳州竜門県(現在の山西省運城市河津市)の出身。隋末の儒学者・王通の弟。『東皐子集』一巻がある。

王 薄(おう はく、生年不詳 - 622年)は、中国の隋末の民衆叛乱の指導者。唐に帰順して、斉州総管となった。本貫は斉郡鄒平県。

顔 師古(がん しこ、581年 - 645年)は、中国・唐の学者。諱は籀、師古は字である。祖父は顔之推。父は顔思魯。本貫は琅邪郡臨沂県。

麴 伯雅(きく はくが、? - 623年、在位602年 - 613年、620年 - 623年)は、高昌国の王。麴乾固の子。父の麴乾固の死後、即位した。延和と元号を立てた。突厥の圧迫を受けて従った。608年、隋に来朝し、光禄大夫に任ぜられ、弁国公・高昌王に封ぜられた。

吉蔵(きちぞう、549年 - 623年)は、中国六朝時代末から唐初期にかけての僧。俗姓は安氏で、先祖は安息国の人。金陵(江蘇省南京市)の出身。嘉祥大師とも言う。

丘 和(きゅう か、552年 - 637年)は、中国の隋から唐にかけての政治家、軍人。本貫は河南郡洛陽県。

孔 穎達(く ようだつ、建徳3年(574年) - 貞観22年9月18日(648年10月10日))は、中国初唐の儒学者。字は沖遠、諡は憲。冀州衡水県(現在の河北省衡水市桃城区)の出身。孔子の32世の孫と称している。秦王府十八学士のひとりに挙げられた。

虞 世南(ぐ せいなん、永定2年(558年)- 貞観12年5月25日(638年7月11日))は、中国の唐の書家・政治家。字は伯施。越州餘姚県(現在の浙江省餘姚市)の人。初唐の三大家の一人。秦王府十八学士のひとりに挙げられた。

屈突 通(くつとつ つう、明帝元年(557年) - 貞観2年9月17日(628年10月19日))は、中国の隋から唐にかけての軍人。姓は屈突、名は通。字は坦豆抜。本貫は昌黎郡徒河県(現在の遼寧省錦州市)。唐の凌煙閣二十四功臣のひとりに挙げられた。

高 開道(こう かいどう、生年不詳 - 624年)は、中国の隋末唐初の民衆叛乱の指導者。本貫は滄州陽信県。

高 士廉(こう しれん、武平7年(576年) - 貞観21年1月5日(647年2月14日))は、中国の隋から唐にかけての官僚・武将。名は倹。士廉は字であり、字をもって通称される。本貫は渤海郡蓨県。唐の凌煙閣二十四功臣のひとりに挙げられた。

朱 粲(しゅ さん)は、隋末唐初に割拠した群雄の一人。

蕭 銑(しょう せん)は、隋末唐初に割拠した群雄の一人。後梁(西梁)の宣帝の曾孫にあたり、自立して梁の皇帝を称したが、唐によって滅ぼされた。

長孫 順徳(ちょうそん じゅんとく、生没年不詳)は、唐の軍人・政治家。長孫無忌や長孫皇后の族叔であり、唐の外戚にあたる。本貫は河南郡洛陽県。

裴 世清(はい せいせい、生没年不詳)は、6世紀後半 - 7世紀前半の中国隋・唐代の官吏。本貫は河東郡聞喜県。隋の煬帝による命令で俀國(倭国)を訪れた使者として名が知られている。『隋書』では裴清と記されている。

裴 寂(はい せき、569年 - 629年)は、隋朝・唐朝の官人。初唐においては建国の功臣の一人とされた。字は玄真。本貫は河東郡聞喜県。祖父は裴融。父は絳州刺史の裴瑜。子は・裴法師ら。

裴 矩(はい く、武定5年(547年) - 貞観元年(627年))は、隋から唐初にかけて活躍した功臣。字は弘大、敬と諡される。裴世矩とも。本貫は河東郡聞喜県。父の裴訥之(裴譲之・裴諏之の弟)は北斉に仕えた。

武 元爽(ぶ げんそう、? - 乾封元年(666年))は、中国の隋朝末期から唐朝初期にかけての政治家。父は武士彠。母は相里夫人。長兄に武元慶がおり、異母妹の武照は父の後妻の楊夫人の娘。子に武承嗣など。諡は徳。

武 士彠(ぶ しやく、577年 - 635年)は、中国の隋末から唐初にかけての政治家。字は信明。本貫は并州文水県。武則天の父。