大分 稚臣(おおきだ の わかおみ)は、飛鳥時代の人物。名は稚見(わかみ)とも。姓は君。672年に発生した壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)の軍に加わり、7月22日の瀬田の戦いで先頭に立って橋を突破した。後に兵衛。死後外小錦上を追贈された。

少子部蜾蠃(ちいさこべのすがる)は、『日本書紀』、『日本霊異記』に見える雄略天皇時代の豪族。「少子部栖軽」もしくは「小子部栖軽」と書かれることもある。「多神宮注進帳」によれば、多武敷の子、多清眼の弟とされる。

太 安万侶(おお の やすまろ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。名は安麻呂とも記される。姓は朝臣。『和州五郡神社神名帳大略註解』巻4補闕に所収されている、久安5年(1149年)謹上の「多神宮注進状」によれば、小錦下・多品治の子とされる。

大分 恵尺(おおきだ の えさか)は、飛鳥時代の人物。姓は君。672年の壬申の乱の大海人皇子(天武天皇)側功臣。冠位は外小紫。

多 品治(おお の ほんじ)は、飛鳥時代の人物。旧仮名遣いでの読みは「おほのほむぢ」。姓は始め臣、後に朝臣。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)の側で戦い、莿萩野を守って敵を撃退した。冠位は小錦下。

小子部 鉏鉤(ちいさこべ の さひち)は、飛鳥時代の人物。姓(カバネ)は連。672年の壬申の乱の際、尾張国司守として大海人皇子(天武天皇)に味方したが、内乱終結後に自殺した。

多 自然麿(おお の じねんまろ / しぜまろ / じぜまろ、生年不詳 - 仁和2年9月16日(886年10月16日))は、平安時代初期の雅楽家。姓は臣のち宿禰。多藤野麻呂の子。官位は外従五位下・甲斐守。

多 入鹿(おお の いるか)は、平安時代初期の公卿。姓は朝臣。官位は従四位下・参議。

闘鶏大山主(つげのおおやまぬし、生没年不詳)とは、『日本書紀』に登場する古墳時代の豪族・闘鶏国造の一人。闘鶏稲置大山主命や国造大山主君とも。

健磐龍命(たけいわたつのみこと、神武天皇即位前14年 - 神武天皇93年丙午8月15日)は、古代日本の人物あるいは神。景行紀に見える阿蘇都彦命(あそつひこのみこと)と同一人物とする説がある。

多 蒋敷(おお の こもしき)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。

他田舎人 大嶋(おさだのとねり の おおしま、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

武五百建命(たけいおたけのみこと、たけいおたつのみこと、生没年不詳)は古墳時代の豪族で初代科野国造。「国造本紀」では建五百建命と記される。

闘鶏国造(つげこくぞう、生没年不詳)とは、『日本書紀』に登場する古墳時代の豪族。闘鶏国造(国造)の一人。本名は不詳。

大 貞長(おお の さだなが、生没年不詳)は、平安時代前期の官人。氏姓は金刺舎人連のち大朝臣。