県犬養 三千代(あがた(の)いぬかい の みちよ、天智天皇4年(665年)? - 天平5年1月11日(733年2月4日))は、奈良時代前期の女官。橘三千代ともいう。

百済王 明信(くだらのこにきし みょうしん / めいしん、生年不詳 - 弘仁6年10月15日(815年11月19日))は、奈良時代から平安時代初期にかけての女官。

阿倍 古美奈(あべ の こみな、生年不詳 - 延暦3年10月28日(784年12月14日))は、奈良時代の女官。尚侍兼尚蔵。姓は安倍、名は子美奈、古弥奈とも記される。中務大輔阿倍粳蟲の娘。内大臣・藤原良継の室。桓武天皇皇后藤原乙牟漏の生母。姓は朝臣。

大野 仲仟(おおの の なかち、生年不詳 - 天応元年3月10日(781年4月8日))は、奈良時代の女官。尚侍兼尚蔵。仲智、中千とも記される。大野東人の娘。左大臣・藤原永手の室。

藤原 宇比良古(ふじわら の おひらこ/うひらこ、生年不詳 - 天平宝字6年6月23日(762年7月18日))は、奈良時代の女官。袁比良・袁比良女・袁比良売とも記される。藤原北家の祖・贈太政大臣藤原房前の娘。太師・藤原仲麻呂の室。

藤原 百能(ふじわら の ももよし/ももの、養老4年(720年) - 天応2年4月17日(782年6月2日))は、奈良時代の女官。尚侍。藤原麻呂の娘。母は当麻氏。右大臣・藤原豊成の室。

久米 若女(くめ の わかめ、生年不詳 - 宝亀11年6月24日(780年7月30日))は、奈良時代の女性。藤原百川の母。久米若売とも。姓は連。藤原宇合と結婚し百川を生むが、天平9年(737年)に宇合に先立たれた。

牟漏女王(むろじょおう/むろ の おおきみ、生年不詳 - 天平18年1月27日(746年2月21日))は、日本の皇族。敏達天皇系皇親である栗隈王の孫で、父は美努王。母は県犬養三千代。藤原房前の室。橘諸兄・橘佐為の同父母妹。光明皇后の異父姉。名は無漏女王とも記される。

藤原 諸姉(ふじわら の もろあね / もろね、生年不詳 - 延暦5年6月29日(786年7月29日))は、奈良時代後期の女官。藤原式家良継の娘で、藤原百川の妻。姓は朝臣。官位は従三位・尚縫(贈正一位)。

多治比 古奈禰(たじひ の こなね、生年不明 - 延暦11年閏11月4日(792年12月22日))は、奈良時代の女官。正二位・右大臣大中臣清麻呂の室、正四位上・参議大中臣諸魚の母。姓は真人。位階は正四位下。名は子姉とも表記される。