敬哀皇后(けいあいこうごう)は、中国三国時代の人物。蜀漢の2代皇帝である劉禅の皇后。幽州涿郡の人。諱は伝わっておらず、諡号で敬哀皇后と呼ばれる。張飛の長女で、母は夏侯覇の従妹。妹は自身の死後に劉禅の皇后となる(単に張皇后と呼ばれる)。

張 飛(ちょう ひ、、生年不詳 - 章武元年(221年)6月)は、中国後漢末期から三国時代の蜀の将軍・政治家。字は益徳。幽州涿郡の人。『三国志』蜀志に伝がある。封号は新亭侯、のち西郷侯。諡は桓侯。子は張苞・張紹・敬哀皇后張氏・張皇后。孫は張遵。

張皇后(ちょうこうごう)は、中国三国時代の蜀漢の劉禅の皇后。諱は不詳。父は張飛。母は夏侯覇の従妹。幽州涿郡の人。

張 遵(ちょう じゅん)は、中国三国時代の蜀漢の尚書。幽州涿郡の人。祖父は張飛。父は張苞。

張 紹(ちょう しょう、生没年不詳)は、中国三国時代の蜀漢の政治家。父は張飛。兄は張苞。甥は張遵。

張 苞(ちょう ほう、生没年不詳)は、中国後漢末期の人物。字は不詳。父は張飛。弟は張紹。妹は敬哀皇后張氏・張皇后。子は張遵。『三国志』には、父に先んじて死去したため弟が跡を継いだとのみある。