グナエウス・ナエウィウス(Gnaeus Naevius、紀元前270年頃 - 紀元前201年頃)は、古代ローマの劇作家、詩人。『ポエニ戦役』(:it:Bellum Poenicum)は断片で65行しか現存していないが国民的叙事詩である。

ティトゥス・マッキウス・プラウトゥス(, 紀元前254年 – 紀元前184年)は、古代ローマの劇作家。彼の喜劇は最初期のラテン文学に影響を残している。彼はまた最初期の演劇家でもある。

マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス(、マールクス・ポルキウス・カトー・ケーンソーリウス、紀元前234年 - 紀元前149年)は共和政ローマ中期の政務官。清廉で弁舌に優れ、執政官(コンスル)、監察官(ケンソル)を務めた。

クイントゥス・エンニウス(, 紀元前239年 - 紀元前169年)は共和政ローマ時代の作家で、「ローマ詩の父」とよく言われている。もっともエンニウスはギリシア人の血筋であった。エンニウスの作品は断片しか現存しないが、ラテン文学に与えた影響は重大なものがある。

クィントゥス・ファビウス・ピクトル(, 紀元前254年頃 - ?)は、古代ローマ最初の歴史家、元老院議員。名門ファビウス氏族の一員で、家族名ピクトル(pictor)はラテン語で「画家」を意味する。

ルキウス・リウィウス・アンドロニクス(, 紀元前280年 - 紀元前200年頃)は、共和政ローマ時代の劇作家・詩人。数多くの古代ギリシアの文芸作品をラテン語に翻訳、古代ローマの劇作およびラテン(ローマ)文学の父と呼ばれる。歴史家であるティトゥス・リウィウスと混同しないこと。

グナエウス・コルネリウス・スキピオ・アシナ(, 生没年不詳、紀元前3世紀)は、第一次ポエニ戦争期の共和政ローマの政治家・軍人。「アシナ」とはラテン語でロバを意味する。

スキピオ・アフリカヌスと称され、妻の甥に当たるスキピオ・アエミリアヌス(小スキピオ)と区別して大スキピオとも呼ばれる。第二次ポエニ戦争後期に活躍し、カルタゴの将軍ハンニバルをザマの戦いで破り戦争を終結させた。グラックス兄弟の外祖父にあたる。

グナエウス・コルネリウス・スキピオ・カルウス(,? - 紀元前211年)は、第二次ポエニ戦争初期の共和政ローマの軍司令官、政治家。父はルキウス・コルネリウス・スキピオ。子にプブリウス・コルネリウス・スキピオ・ナシカ、甥にスキピオ・アフリカヌス。

ルキウス・コルネリウス・スキピオ・バルバドゥス()は、 紀元前3世紀の共和政ローマの政治家、軍人。父はグナエウスということしか分かってはいないが、息子にはルキウス・コルネリウス・スキピオとグナエウス・コルネリウス・スキピオ・アシナがいる。

プブリウス・コルネリウス・スキピオ(, ? - 紀元前211年没)は、第二次ポエニ戦争初期の共和政ローマの軍人。父はルキウス・コルネリウス・スキピオ、兄にグナエウス・コルネリウス・スキピオ・カルウス。

ルキウス・コルネリウス・スキピオ(, 生没年不詳、紀元前3世紀)は、共和政ローマの政治家、軍人。第一次ポエニ戦争で活躍した。

マルクス・クラウディウス・マルケッルス(, 紀元前268年 - 紀元前208年)は、共和政ローマ期の政務官。第二次ポエニ戦争でハンニバルに対して果敢に戦闘を仕掛け「ローマの剣」と称された。

ティトゥス・クィンクティウス・フラミニヌス(, 紀元前228年 - 紀元前174年頃)は、共和政ローマの政務官。第二次ポエニ戦争後のマケドニア遠征で主に活躍し、ギリシアへ自由をもたらした。

アッピウス・クラウディウス・カエクス(、 紀元前340年 - 紀元前273年)は、共和政ローマ期の政治家・軍人。クラウディウス氏族のパトリキ (貴族)系出身。二つ名の「カエクス」は「盲目」の意である。アッピア街道とアッピア水道の建設者として知られる。

プブリウス・スルピキウス・ガルバ・マクシムス(, 紀元前3世紀頃 - 紀元前2世紀頃)は、共和政ローマの政務官。主にギリシャ方面を担当した。

ティベリウス・センプロニウス・ロングス(, 紀元前174年没)は、共和政ローマの元老院議員。紀元前194年、スキピオ・アフリカヌスとともに執政官を務めた。父は同名で第二次ポエニ戦争を戦ったティベリウス・センプロニウス・ロングス。

ガイウス・ラエリウス(, 生没年不詳、紀元前3世紀後半 - 紀元前2世紀前半)は、共和政ローマ時代の政治家、軍人。スキピオ・アフリカヌスの友人であり、彼のヒスパニア遠征、アフリカ遠征に側近、副将として付き従った。戦役後期に加わるマシニッサと共に、スキピオの両腕ともいえる。

ルキウス・アエミリウス・パウッルス (, ? - 紀元前216年8月2日) は、共和政ローマの政治家・将軍。紀元前219年と紀元前216年の二度、執政官の職に就いた。ルキウス・アエミリウス・パウッルス・マケドニクスの父親にあたる。

ガイウス・アクィッリウス・フロルス(Gaius Aquillius Florus、生没年不明)は共和政ローマ中期の政治家、将軍である。紀元前259年の執政官(コンスル)に選出され、第一次ポエニ戦争を戦った。