范 文虎(はん ぶんこ、? - 1301年)は、南宋や元に仕えた政治家、軍人。南宋の宰相の賈似道の娘婿にあたる。同時に范友信の従父でもある。

賈 似道(か じどう、、嘉定6年8月8日(1213年8月25日) - 徳祐元年9月19日(1275年10月9日))は、中国の南宋末期の軍人・政治家。字は師憲。悦生・秋壑・半閑老人と号する。台州天台県の出身。宋に仕えた政治家の賈渉の庶子で、母は胡氏。

金 方慶(キム・バンギョン、崇慶元年(1212年) - 大徳4年8月16日(1300年8月30日))は、高麗の将軍・都督使。字は本然。諡号は忠烈。本貫は安東金氏(旧安東金氏)。新羅の敬順王の九世の孫にあたる。元側に通じた高麗の武将であり、元寇時の高麗軍の指揮者である。

金 俊(キム・ジュン、? - 至元5年12月21日(1269年1月24日))は、高麗の武臣・権臣である。元々の名前は金仁俊で、武臣政権の第9代執権者であった。

崔 忠献(チェ・チュンホン、天徳元年(1149年) - 興定3年9月20日(1219年10月29日))は、高麗の武臣・重臣。武臣政権の第5代執権者。本貫は牛峰崔氏。弟は崔忠粋。子は崔瑀・崔珦・崔珹・崔球。初名は鸞、諡号は景成。

崔 瑀(チェ・ウ、大定6年(1166年) - 淳祐9年11月5日(1249年12月10日))は、高麗の武臣・重臣。武臣政権の第6代執権者。本名は瑀であったが、後に怡に改名した。

ブリルギテイ(、、生没年不詳)は、大元ウルスに仕えた将軍・政治家。『元史』などの漢文史料では卜憐吉帯(bŭliánjídài)、不隣吉帯(bùlínjídài)と記されるが、原音はBürilgiteiであると考えられている。

林 衍(イム・ヨン、? - 至元7年2月25日(1270年3月18日))は、高麗の武臣。武臣政権の第10代執権者。

崔 沆(チェ・ハン、大安元年(1209年) - 宝祐5年閏4月2日(1257年5月17日))は、高麗の武臣・権臣・政治家である。武臣政権の第7代執権者。初名は萬全(マンジョン)、法名は法祐。崔瑀の庶子で、崔忠献の孫にあたる。

崔 竩(チェ・ウイ、天興2年(1233年) - 宝祐6年3月26日(1258年5月1日))は、高麗の武臣・権臣。崔沆の庶子。武臣政権の第8代執権者であり、崔氏政権では最後の指導者だった。

林 惟茂(イム・ユム、淳祐8年(1248年) - 至元7年5月14日(1270年6月4日))は、高麗後期の武臣であり、武臣政権の最後の執権者。彼の死により武臣政権は崩壊し、高麗はモンゴルに降伏しながら元朝に支配を受けるようになる。