一山一寧(いっさん いちねい)は、元の渡来僧。俗姓は胡。台州臨海県(現在の浙江省台州市臨海市)の出身。寧一山ともいう。

志磐(しばん、生没年不詳)は、南宋代の天台宗の僧・仏教史家。大石と号した。

牧谿(もっけい、生没年不詳)は、13世紀後半、中国南宋末元初の僧。法諱は法常で、牧谿は号だが、こちらで呼ばれるのが通例。俗姓は李。水墨画家として名高く、日本の水墨画に大きな影響を与え、最も高く評価されてきた画家の一人である。

運庵普巌(うんあん ふがん)は、南宋時代に華中東部で活動した臨済宗松源派の禅僧。松源下2世。

晦機元煕(まいき げんき)は、南宋末期から元代にかけて活動した臨済宗大慧派の禅傑である。大慧下5世。

石室祖瑛(せきしつ そえい)は、元で活動した臨済宗大慧派の禅僧である。大慧下6世。

浙翁如琰(せっとう にょえん)は、南宋中期に活動した臨済宗大慧派の禅伯である。大慧下3世。仏心禅師。

偃渓広聞(えんけい こうもん)は、宋代で活動した臨済宗大慧派の禅傑である。大慧下4世。

笑翁妙堪(しょうおう みょうたん)は、南宋後期に活動した禅僧である。大慧下3世。

環渓惟一(かんけい いいち)は、宋代から元代に活動した僧匠である。破庵下3世。

元叟行端(げんそう ぎょうたん)は、宋末から元代に活動した臨済宗大慧派の禅僧である。大慧下5世。

虚舟普度(きょしゅう ふど)は、宋代から元代にかけて活動した禅僧である。松源下3世。

虎巌浄伏(こげん じょうふく、生没年不詳)は、元代初期に活動した禅僧である。松源下4世。生年、生地ならびに俗姓不詳。虚舟普度法嗣で、中天竺寺首座を務めたのち石霜寺を経て径山寺に歴住した。至元21年(1284年)正月に大都大明殿で法を説く栄誉に与った。