弘徽殿女御(こきでんのにょうご)は、物語に登場する、本名のわからない架空の皇妃の便宜上の名称。代表的な例として、『源氏物語』に登場する人物が2人いる。#桐壺帝の妃、朱雀帝の母。後述。#冷泉帝の妃。内大臣(頭中将)の娘で、母は桐壺帝の右大臣の四の君。1の姪に当たる。

小侍従(こじじゅう)とは、源氏物語に登場する架空の人物。源氏物語の登場人物の中で「小侍従」と呼ばれる人物としては、雲居の雁の乳母子である「小侍従」も存在するが、通常源氏物語の登場人物として「小侍従」というときには朱雀院の女三宮の乳姉妹である「小侍従」のことをいう。

左近の少将(さこんのしょうしょう)とは、源氏物語に登場する架空の人物。宇治十帖の後半にのみ登場する。

左大臣(さだいじん・ひだりのおとど)は、『源氏物語』に登場する架空の人物。

式部卿宮の北の方(しきぶきょうみやのきたのかた)とは、源氏物語に登場する架空の人物。兵部卿宮の北の方(ひょうきょうみやのきたのかた)あるいは式部卿宮の大北の方(しきぶきょうみやのおおきたのかた)などとも呼ばれる。

朱雀帝/朱雀院(すざくてい・すざくのみかど/すざくいん)は、『源氏物語』に登場する二番目の帝(在位「葵」～「澪標」)。架空の人物。「桐壺」から「夕霧」まで登場。桐壺帝の第一皇子で東宮、母は弘徽殿女御(大后)。光源氏より3歳上の異母兄。

巣守三位(すもりのさんみ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

宣旨の娘(せんじのむすめ)は、『源氏物語』に登場する架空の人物。

先帝(せんだい・せんてい)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

前坊(ぜんぼう)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

大夫監(たゆうのげん)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

筑紫の五節(つくしのごせつ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

藤式部丞(とうしきぶのじょう)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

藤典侍(とうのないしのすけ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

頭中将(とうのちゅうじょう)は、日本の律令制における公家官職の呼称の一つ。位階が四位の殿上人で、蔵人頭(蔵人所の実質的な責任者)と近衛中将(近衛府の次官)を兼任した者に対する通称。

軒端荻(のきばのおぎ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。

は、紫式部の物語『源氏物語』の主人公。平安時代の公卿。一世源氏(源 の姓を賜り、臣下にくだった皇子)。近衛中将、大将、大納言、内大臣、太政大臣、准太上天皇を歴任。広大な四町の邸宅を造営し六条院と呼ばれる。『源氏物語』五十四帖中第一帖「桐壺」から第四十一帖「幻」まで登場する。

髭黒(ひげくろ)とは、源氏物語に登場する架空の人物。鬚黒と表記されることもある。

髭黒の北の方(ひげくろのきたのかた)とは、源氏物語に登場する架空の人物。髭黒の元の北の方(ひげくろのもとのきたのかた)あるいは髭黒のはじめの北の方(ひげくろのはじめのきたのかた)などとも呼ばれる。

常陸介(ひたちのすけ)とは、『源氏物語』に登場する架空の人物。#宇治十帖に登場する人物。浮舟の継父。本項で解説する。#空蝉の夫で軒端荻らの父である伊予介も、須磨巻から関屋巻まで、常陸介であった。