崔理(ちぇり、)は、「崔氏」という中国姓を持っている楽浪郡太守である。『三国史記』高句麗本紀・大武神王紀には、楽浪国国王として登場する。

楽浪公主(らくろうこうしゅ、ナンナンこうしゅ、、生年不詳 - 32年)は、「崔氏」という中国姓をもっている楽浪国国王(中国や日本の学界では楽浪国王とは楽浪郡太守のことと解される)の崔理の娘である。

王 調(おう ちょう、生年不詳 - 30年)は、楽浪郡の漢族系在地豪族。

解慕漱(かいぼそ、ヘモス)は、夫余の神話上の建国者。

解 婁(かい ろう、ヘ ル、、紀元前55年 - 紀元後34年)は、百済の家臣。百済の開国功臣10名中の一人で、大姓八族中の一つである解氏出身の家臣として『三国史記』「百済本紀」の中で初めて登場する人物である。

解 仇(かい きゅう、; ヘ グ、生年不詳 - 478年)は、百済の文周王・三斤王の時の武臣。兵官佐平に任命された。大姓八族の一つである解氏出身の貴族である。比流王の時の「兵官佐平」解仇 (比流王)とは同名異人。

順道(じゅんどう、、生没年不詳)は、高句麗にはじめて仏教を伝えた中国前秦の僧。インドもしくは西域に出自をもつとみられる。

張 統(ちょう とう、生没年不詳)は、五胡十六国時代の前燕の人物。遼東郡の出身。

玄王(げんおう)は、夫余の実質的な最後の王。346年に夫余は前燕の慕容皝の攻撃を受け、前燕は農安にあった夫余の国城を攻め落とし、玄王を前燕の都に捕虜として連行したが、その際に玄王は慕容皝の娘を娶った。

戸来(こらい、、生没年不詳)は、辰韓で労役していた中国漢出身の労役集団の頭目。戸来は、もとは漢人であったが、中国の燕または斉から朝鮮に来たと推測されている。『魏志』韓伝によると、後漢の桓帝・霊帝末期、韓・濊が強盛となり、楽浪郡の漢人が韓・濊に移住していた。

王 景(おう けい、生没年不詳)は、新末後漢初の治水学者、漢の朝鮮半島における植民地楽浪郡の漢人。23年に楽浪郡で反乱を起こした王調を殺害した楽浪郡の郷官「郡三老」王閎の子である。王景の祖先は、山東人であったが、前漢の呂氏の乱の時に、朝鮮に逃れて来て、その地に永住した。

曇始(どんし、、生没年不詳)は、中国東晋の僧。関中出身。不可思議な事績が多い神異僧として、『海東高僧伝』に伝わる。高句麗に渡来して三乗に基づく三帰五戒の戒律をつくり、高句麗人を教化したと伝えられている。恵始とも。

王 閎(おう こう、生没年不詳)は、漢の朝鮮半島における植民地楽浪郡の漢人豪族。楽浪郡の郷官の郡三老。王景の父。前漢の帝位を王莽が簒奪して建国された新は、匈奴の征討に失敗して国力を疲弊させてしまう。各地で反乱が相次ぐなか、王莽が殺されて新は滅亡する。

王 遵(おう じゅん、生没年不詳)は、新代から後漢時代にかけての武将。漢の帝位を王莽が簒奪して建国された新は、結局、匈奴の征討に失敗して国力を疲弊させてしまう。各地で反乱が相次ぐなか、王莽が殺されて新は滅亡する。

楊 邑(よう ゆう、生没年不詳)は、漢の朝鮮半島における植民地楽浪郡の漢人郡僚。『後漢書』巻七六の王景伝には、建武6年(30年)、大将軍・楽浪大守を自称していた王調を、楽浪郡の土着漢人であった王景の父の王閎とともに殺害した人物として、郡決曹吏の楊邑の名を記している。

王 狗(おう く、生没年不詳)は、百済の人物。『続日本紀』延暦十年(791年)四月条の文忌寸最弟らの言上によると、漢の高帝の血筋で百済に移住していた。

李元(りげん、、生没年不詳)は、高麗王朝の人物。崔茂宣に火薬製造技術を教えた人物として知られる。中国江南出身の帰化人。

張 政(ちょう せい、生没年不詳)は、帯方郡の武官・塞曹掾史(さいそうえんし)。

梯 儁(てい しゅん、生没年不詳)は、魏の朝鮮植民地帯方郡の建中校尉(けんちゅうこうい)。

王 頎(おう き、生没年不詳)は、中国の三国時代の魏の武将。字は孔碩。本貫は東萊郡。