高麗 聖雲(こま の しょううん、生没年不詳)は、奈良時代の僧。高句麗王族の高麗王若光の三男とされる。寺念僧・勝楽上人の弟子。

昆支王(こんきおう、？ - 477年7月)は、百済の王族。『三国史記』によれば、第21代蓋鹵王の子で22代文周王の弟であり、24代東城王の父。『日本書紀』では、蓋鹵王の弟で、東城王と武寧王の父である。

沙良 真熊(さら しんゆう/まくま、生没年不詳)は、奈良時代から平安時代初期の人物。氏姓は沙良(無姓)のち広岡造。

純陁太子(じゅんだ たいし、? - 513年?8月?)は、百済の王族。武寧王の子。和氏(高野氏)の始祖。

淳武 微子(じゅんむ みし、生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物である。淳武止(じゅんむし)とも書く。冠位は直大参。壬申の乱の功臣。

辰孫王(しんそんおう、356年-?)は、百済の王族である。近仇首王の孫で辰斯王の息子である。応神天皇時代、祖父近仇首王の命を受けて学者王仁と一緒に『論語』10巻と『千字文』1巻を携え、全羅南道霊岩郡から船で日本に渡った。その後、百済には帰国せずに日本に定着した。

背奈 福徳(せな の ふくとく)は 、飛鳥時代の豪族。姓(カバネ)は伝わらない。第19代高句麗王・広開土王の後裔で、その七世の子孫である延興王(延典王)の子孫とする。

田辺 福麻呂(たなべ/たのべ の さきまろ、生没年不詳)は、奈良時代の下級官人。万葉歌人。姓は史(ふひと)。

智鳳(ちほう、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて日本で活動した新羅の僧。703年(大宝3年)に智鸞・智雄などとともに入唐し、慈恩大師基(或いは窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。

智雄(ちゆう、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。703年(大宝3年)智鳳・智鸞らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

智鸞(ちらん、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。新羅の人ともいわれる。703年(大宝3年)智鳳・智雄らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

答㶱 春初(とうほん しゅんそ、生没年不詳)は、百済の官吏、武人。氏は塔本とも記される。百済の官位は達率。日本の冠位は大山下。

曇徴(どんちょう、生没年不詳)は、610年3月に高句麗の嬰陽王が法定とともに日本の朝廷に貢上し、来日した僧である。

古市 黒麻呂(ふるいち の くろまろ)は、飛鳥時代の人物。姓はなし。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)側の高市皇子に従って都を脱した。

路子工(みちのこたくみ、生没年不詳)は、『日本書紀』に登場する7世紀初頭の百済の土木技術者。本名不詳。別名芝耆摩呂(しきまろ)。イラン(ペルシア)系西域から中国南朝を経て百済に寄留していたイラン系(ペルシア)胡人。

余 自信(よ じしん、名は自進とも、生没年不詳)は、百済の王族、官吏。官位は佐平。故国の滅亡に伴い、白村江の戦いの後に倭国(日本)へ亡命した。

石井 正之(いしい まさゆき)は、江戸時代前期の肥前国の武士。佐賀鍋島藩士。島原の乱一番槍の勇将として知られる。

李家 規宥(りのいえ のりひろ)は、江戸時代の医師。毛利氏の家臣で、長州藩士(寺社組)。父は同じく毛利氏に仕えた李家如宥。

李家 元宥(りのいえ もとひろ／げんゆう)は、安土桃山時代から江戸時代にかけての武士。毛利氏の家臣で、長州藩士。李氏朝鮮の出身で、父は李氏朝鮮の将軍である李福男。

李家 如宥(りのいえ ゆきひろ／じょゆう)は、江戸時代の医師。毛利氏の家臣で、長州藩士(寺社組)。父は李氏朝鮮の出身で毛利氏に仕えた李家元宥。